福島県立福島商業高等学校
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福島県立福島商業高等学校(ふくしまけんりつ ふくしましょうぎょうこうとうがっこう)は、福島県福島市丸子(まりこ)に所在する県立の商業高等学校である。
地元では「福商」(ふくしょう)または単に「商業」と呼ばれる。東北地方では宮城県仙台市立仙台商業高等学校についで2番目に創立された商業高等学校で、以前は全国的にも珍しい商業科の男子高校だったが、平成7年に男女共学になった。
1年時から商業に関する専門的な知識を学ぶことができ、全国商業高等学校協会が主催する検定を中心に数多くの資格が取得できる。また福島県立高校中甲子園への最多出場を誇る野球部を中心に部活動も盛んである。
校訓は「信義」「全力」「不撓不屈」
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[編集] 沿革
- 1897年(明治30年)福島町立福島商業補修学校として創立
- 1907年(明治40年)福島市立商業学校と改称
- 1922年(大正11年)福島県立福島商業学校と改称(県立移管)
- 1949年(昭和24年)福島市立福島女子商業高等学校と統合する。男女共学
- 1963年(昭和38年)福島県立福島西女子高等学校設立(現福島県立福島西高等学校)に伴い、女子募集停止
- 1971年(昭和46年)福島市丸子に移転
- 1995年(平成7年)男女共学
- 1997年(平成9年)創立100周年
[編集] 設置学科
- 情報処理科
- 国際経済科
- 経営情報科
- マネジメント会計科
[編集] 応援歌
- 青春歌(古関裕而が作曲家を志して上京する直前に作曲したといわれる)
- 紫紺の扉
- 久遠の望みに
- 熱球うなる
- 南柯紫紺
- 骨を貫く
- 信夫山下
- 福商ステテコ節
- 歓送歌
- 80周年記念賛歌
[編集] 主な進路先
[編集] 著名な出身者
- 古関裕而-作曲家
- 遠藤武夫-音楽教育家
- 菅野茂-作曲家・指揮者
- 野村俊夫 - 作詞家
- 須田くにお - 指揮者・作曲家
- 佐藤実-第7代福島市長
- 河原田穣-第9代福島市長
- 吉田修一-第10代福島市長
- 古溝克之-元プロ野球選手
- 三浦広之-元プロ野球選手
- 島貫省一-元プロ野球選手
- 望月麻衣(仙川明)-モデル