片栗粉
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片栗粉(かたくりこ)は、ユリ科の多年草カタクリ(片栗)の根から得られるデンプンを精製した粉。
現在においては、市場に出回っている片栗粉の大半はジャガイモから取ったデンプンである。カタクリから取った本来の片栗粉の生産量はごくわずかで、非常に高価である。
デンプンは加熱により水を含んで糊化するが、この性質を使って主に中華で料理にとろみをつけるために使われる。 また、魚や肉など、うまみや栄養を肉汁として外に出さない為に材料の表面にまぶして使用される。揚げ物では竜田揚げ、煮物では治部煮などが代表例。
また、病気などにより嚥下が困難な場合に、食品に片栗粉でとろみをつけて食べやすくすることが行なわれる。
[編集] 関連項目
- 葛粉
- ダイラタンシ