漢奸
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漢奸(かんかん)は本来漢民族の裏切者・背叛者のことを表す。中国において売国奴を指す言葉だが、字義通り受け止めれば、「漢」民族を裏切った「奸」物と言う事になる。漢奸と呼ばれる有名人は秦檜、石敬瑭、呉三桂、汪兆銘などが有る。漢奸という名称は極めて大漢民族主義的なものであり、対日協力者であれば漢族でなくても漢奸にされてしまうケースもある。満洲族の川島芳子や蒙古族の徳王なども漢奸とされている。戦争時代で通敵売国の行為を敢行した人物も「大東亜共栄圏」に共感した人物も売国奴と呼んでいる。