栃木県立栃木南高等学校
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栃木県立栃木南高等学校(とちぎけんりつとちぎみなみこうとうがっこう)は、県内有数の進学校である。栃南(とちなん)とも。 栃木高校と栃木女子高校の分離校として1984年に設置された。開学準備室、第1回入学試験は栃木女子高であった。開校当初から栃木高校・栃木女子高校の分離校として進学校のイメージが強かった。現在でも進学高校として栃木地区で有名である。開校時のスローガンは「開拓者精神(Fronteer Spirit)を持て」である。
当初この高校は「下都賀西部高等学校」を仮称としていたが、校名を決めるために紆余曲折があり、教室棟の工事の際までは「大平高校」とされていた。しかし、栃木市内の学校と近いことや栃木県の南部にあるということから栃木南と決まった。開校時には教室棟と武道場しかなく、第1回入学式は武道場で行われた。
国際理解教育を特徴とし、交換留学、国際コースの設置などユニークである。そのため、文系大学への進学率が高い。また、理系進学を希望とする生徒も多いため、理系コースも用意されている。
進学校でありながらクラブ活動が盛んで、平成11年の野球部の夏の甲子園出場のほか、弓道、音楽、フェンシング、ウェイトリフティング等が著名である。
校庭が広く陸上部、ラグビー部、サッカー部、野球部の同時練習が可能である。また、8面のテニスコートを持ち、軟式、硬式のテニス部が利用している。弓道場、プール、武道場、体育館と1000人に満たない昼間・単科の学校としては充実した設備を誇る。
2006年4月に藤岡高校と統合され、栃木翔南高校となるも、栃木南高校をベースとした募集となり、事実上、栃木南高校を引き継ぐ形で開校する。なお、2年次、3年次の生徒は卒業するまでそれぞれの高校の学籍をもつことから、栃木翔南高校開校から2年後まで3校が並立することになる。
目次 |
[編集] 設置課程
- 全日制普通科
[編集] 所在地
- 栃木県下都賀郡大平町川連370
[編集] 最寄り駅
- JR、東武鉄道栃木駅下車 徒歩12分