枕経
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
枕経(まくらきょう、まくらぎょう)とは、死後直後に行われる儀式の1つで、死者に初めて経を聞かせるという意味がある。宗派によっては枕経を行わない場合もある。
最近は病院で死亡するケースが多いので、病院で死亡した場合は遺体を自宅へ搬送した後で行う。 仏間や座敷に敷いた布団の上に遺体を安置し、枕元あるいは布団の脇に白布を掛けた机を置き簡単な仏具(三具足、鈴)を整える。
日蓮正宗の場合、さらに枕元に導師本尊(故人の即身成仏のための本尊、通夜・葬儀では祭壇奥に掲げる)を掲げ、僧侶(原則として所属寺院の住職)の導師によって行われ、読経の途中で焼香をする。
カテゴリ: 仏教関連のスタブ項目 | 仏教行事