山口美由紀
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山口 美由紀(やまぐち みゆき、女性、6月30日、A型 - )は、日本の少女漫画家。福岡県北九州市八幡西区出身。
雑誌初出は1982年の『星のむこう夢のむこう』。翌1983年、白泉社・花とゆめ9月大増刊『すきゃんだる★ララバイ』にて正式デビュー(以来白泉社専属)。 代表作に『フィーメンニンは謳う』、『朝からピカ☆ピカ』、『春告小町』、など。
活動の場を隔週刊花とゆめ→隔月刊ザ花とゆめ→隔月刊メロディと異動しつつ、現在『天空聖龍~イノセント・ドラゴン~』を連載中。
目次 |
[編集] 作風
人間に対する作者の暖かな視線を感じられる作風で、ハッピーエンドではない作品においても、何かしらの希望が感じられる読後感のよさが特徴的である。初期には元気いっぱいの学園ものが多かったが、ファンタジー、SF、時代物と様々なジャンルでも意欲的に作品を手がけている。いずれも少女漫画の王道と呼べるような作品であり、爆発的ではないものの、息の長い人気がある。短編作品が多い。
絵柄はいくらかの変化はみられるものの、繊細で優美な筆致による柔らかくふっくらとした雰囲気が特徴的。柔らかい配色と線描で、手書きの良さが活かされたアナログ(水彩など)のカラーイラストにはファンも多く、画集出版の声もある。(ファンによる山口美由紀さん画集出版要請運動を参照)
[編集] 作品リスト
[編集] 花とゆめコミックス
- V-K☆カンパニー (全5巻1985-1988年)
- ダンガン×ヒーロー (全4巻1988-1989年)
- プリンセス症候群(シンドローム) (全1巻/短編集1989年)
- おんなのこ季節(シーズン) (全1巻/短編集1989年)
- 音匣(オルゴール)ガーデン (全1巻1990年)
- フィーメンニンは謳う (全5巻1990-1992年)
- タッジー・マッジー (全6巻1992-1994年)
- 朝からピカ☆ピカ (全9巻1995-1999年)
- おひさまの世界地図 (全1巻/短編集1996年)
- サウスプリンス☆ノースプリンセス (全1巻/短編集1997年)
- ドラゴン・ナイト (全1巻2000年[1])
- ひとゆり峠 (全1巻2000年[2])
- 踊り場ホテル (全1巻/読みきり連作2001年[3])
- マジック☆マイスター (全1巻2002年[4])
- 春告小町 (全4巻2002-2004年[5])
- ロケット☆マイスター -マジック☆マイスターシリーズ2- (全1巻2003年[6])
- 天空聖龍~イノセント・ドラゴン~ (2巻、2005年- 以下続刊 [7])
[編集] 白泉社文庫
[編集] コミックス未収録作品
- LOVE2目が6つ。(ザ花とゆめ2000年3/1日号)
- 14ラビリンス(ザ・花とゆめ2000年6/1号)
- LOVE2目が10コ(ザ・花とゆめ2000年10/1号)
- たとえるなら薔薇(ザ・花とゆめ2001年8/1号)
- 月に棲む鳥(花とゆめ2001年12号、「星と太陽と大地と君と」と同シリーズ)
- 百色堂図鑑(メロディ2003年8月号)
[編集] 画集
- 山口美由紀カードギャラリー (1987/4月¥500)
- 山口美由紀画集 CONGRATURATION (1991/12月)
- イラスト妖精図鑑 Fairy Note (1999/6月チェリッシュブック・ピュア版[10])
[編集] イメージアルバム
- MIYUKI WORLD-美由紀・界-(1989/11/21、テイチクエンタテインメント発売)
- V-K☆カンパニー(ショート・ストーリー)
- 自分らしくアイ・ラヴ・ユー(V-K☆カンパニー・テーマ)
- ダーティー・ビューティー・ガイ(同/悪役三人組)
- クローバー・イノセンス~ディア・ライナス(夢降る森のおとぎ話テーマ)
- プリンセス(同/白雪姫と7人の小人)
- Lie☆Lieリトル・アイランド(ショート・ストーリー)
- そんなことではLADYになれない(Lie☆Lieリトル・アイランド/素敵な大人になりたい)
- Lie☆Lieリトル・アイランド(ショート・ストーリー)
- マニッシュ(ダンガン×ヒーロー/あきらのテーマ)
- ダンガン×ヒーロー(ショート・ストーリ)
- ジャスティス(ダンガン×ヒーロー)
- おんなのこ季節(ショート・ストーリー)
- 星屑のスクール(おんなのこ季節)
[編集] 小説の挿絵
[編集] 外部リンク
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