天拝山
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天拝山(てんぱいざん)は、福岡県筑紫野市に存在する山。名は、大宰府に配流された菅原道真が自らの無実を訴えるべく幾度も登頂し天を拝したという、古代の伝説に由来している。標高258m。古くは天判山(てんぱんざん)と呼ばれていた。山頂には菅原道真を祀る天拝神社がある。
[編集] 登山
子供から大人まで平均30~40分もあれば十分登りきれる。ハイキング気分で上れるとはいえ、山頂に近づくほど傾斜はまし、最後には354段のガンギが続く。初めて登った人(とりわけ運動不足の人)の中にはこのガジキをみて登頂を諦めてしまう人もいるほど。山頂までのルートは大きく分けて3つで、枝道としての獣道も含めるとさらに分岐する。その主な三ルートは人通り順に、
- 正規ルート(いわゆるハイキングコースで、多くの人が通る)
- しゃくなげ谷ルート(一直線に頂上へと通じるルートで、たまに人とすれ違う)
- 旧道(途中にある行者の滝はある種の雰囲気がある場所で、このルートでは誰か一人でも見かけたら珍しいほう)
その他のルートとして飯盛城跡コースもある。
近隣にある武蔵台高校の生徒が毎月1回登山を行なっている。
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