大麻取締法
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大麻取締法(たいまとりしまりほう、昭和23年7月10日法律第124号)とは、大麻の所持、栽培、譲渡等を規制することを目的とする日本の法律である。
大麻取締法には、大麻取扱者の免許(5条~)、大麻取扱者の義務(13条~)、大麻取扱者に対する監督(18条~)、罰則(24条~)などが規定されている。必要的没収(24条の5第1項)や供用物件の没収の範囲の拡張(同条2項、刑法19条1項2号対照)が規定されているのが、罰則面での特色である。
アメリカの法律を日本語訳しただけとの意見や最大で10年以下の懲役、300万円以下の罰金で厳し過ぎるといった意見や逆に罰則をもっと重くすべきとの意見もある。