大野拓史
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- 1996年に宝塚歌劇団に演出助手として入団。
- 1999年、バウホール公演『エピファニー』で演出家デビュー。
- 2004年、『飛鳥夕映え』の演出で大劇場デビュー。
作品数こそまだ多くないが、綿密な作品構成と繊細な美しさを持つ彼の作品は、常に一定の水準を保っている。特に、しっかりとした時代考証を下敷きとした日本物は、高い評価を受けている。これからの活躍がますます期待される新進演出家である。
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[編集] 宝塚歌劇団での作品
[編集] 脚本・演出
- バウ・ミュージカル『エピファニー―「十二夜」より―』(1999年、星組・宝塚バウホール 主演:彩輝直)
- 『更に狂はじ』(2000年、月組・日本青年館、宝塚バウホール 主演:霧矢大夢、大和悠河)
- バウ・ミュージカル『月の燈影』(2002年、花組・宝塚バウホール、日本青年館 主演:彩吹真央、蘭寿とむ)
- バウ・ミュージカル『花のいそぎ』(2004年、星組・宝塚バウホール、日本青年館 主演:真飛聖)
- 『睡れる月』(2005年、雪組・シアタードラマシティ、日本青年館、福岡市民会館 主演:朝海ひかる)
- バウ・ミュージカル『フェット・アンペリアル―帝国の祝祭―』(2006年、星組・宝塚バウホール 主演:立樹遥)
- 『ヘイズ・コード』(2006~2007年、星組・シアタードラマシティ、日本青年館 主演:安蘭けい)
- バウ・ミュージカル『NEVER SLEEP』(2007年、宙組・宝塚バウホール、日本青年館 主演:蘭寿とむ)(予定)
[編集] 演出のみ
- バウ・ワークショップ『春ふたたび』(2003年、雪組・宝塚バウホール)
- 王朝ロマン『飛鳥夕映え―蘇我入鹿―』(2004年、月組・宝塚大劇場、東京宝塚劇場)
[編集] 新人公演の演出
- 1998年 雪組『春櫻賦』、星組『皇帝』
- 1999年 星組『WEST SIDE STORY』
- 2001年 花組『ミケランジェロ』
- 2003年 雪組『春麗の淡き光に』、雪組『Romance de Paris』
- 2004年 月組『飛鳥夕映え』
- 2005年 宙組『炎にくちづけを』
[編集] 演出助手
- 1996年 花組『ハウ・トゥー・サクシード』(演出:酒井澄夫)、雪組『La Jeunnesse!』(岡田敬二)、月組『チェーザレ・ボルジア』(柴田侑宏)、星組『エリザベート』(小池修一郎)
- 1997年 月組『グランド・ベル・フォリー』(酒井澄夫)、花組『失われた楽園』(小池修一郎)、月組『EL DORADO』(谷正純)、花組『ザッツ・レビュー』(植田紳爾・石田昌也)、雪組『レ・シェルバン』(中村一徳)
- 1998年 雪組『春櫻賦』(谷正純)、月組『WEST SIDE STORY』(アラン・ジョンソン)、雪組『ICARUS』(植田景子、バウホール)、花組『スナイパー』(石田昌也)、星組『皇帝』(植田紳爾)、星組『イコンの誘惑』(小池修一郎、バウホール)
- 1999年 花組『夜明けの序曲』(植田紳爾)、星組『WEST SIDE STORY』(アラン・ジョンソン)、雪組『SAY IT AGAIN』(正塚晴彦、バウホール)、星組『グレート・センチュリー』(三木章雄)
- 2000年 月組『BLUE・MOON・BLUE』(齋藤吉正)、花組『トム・ジョーンズの華麗なる冒険』(太田哲則、バウホール)、雪組『花吹雪 恋吹雪』(齋藤吉正、バウホール)、花組『Asian Sunrise』(岡田敬二)
- 2001年 月組『いますみれ花咲く』(植田紳爾)、花組『マノン』(中村暁、バウホール)、花組『ミケランジェロ』(谷正純)、星組『ベルサイユのばら2001』(植田紳爾・谷正純)
- 2002年 月組『ガイズ&ドールズ』(三木章雄)、花組『エリザベート』(小池修一郎)、星組『バビロン』(荻田浩一)
- 2003年 雪組『春麗の淡き光に』(植田紳爾)、雪組『恋天狗』(児玉明子、バウホール)、花組『野風の笛』(谷正純)、雪組『Romance de Paris』(正塚晴彦)、花組『二都物語』(太田哲則、バウホール)、星組『永遠の祈り』(中村暁、シアター・ドラマシティ)
- 2004年 月組『ジャワの踊り子』(植田紳爾、全国ツアー)
- 2005年 花組『くらわんか』(谷正純、バウホール)、宙組『Le Petit Jardin』(植田景子、バウホール)、月組『Ernest in Love』(木村信司、梅田芸術劇場)、宙組『炎にくちづけを』(木村信司)
[編集] 参考文献
- 宝塚歌劇団『宝塚歌劇90年史 すみれ花歳月を重ねて』ISBN 4484046016