大発会・大納会
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大発会(だいはっかい)及び大納会(だいのうかい)は、日本の証券取引所における、1年間の取り引きの「初日と最終日に行われるイベント」の事をいう。
[編集] 概要
日本市場において通常の株式の取り引きは、日本時間の午前9時から午後3時(途中午前11時から午後12時30分は休憩)となるが、大発会・大納会は共に、午後は休場となり、午前11時で取り引きを終了する。
また、これらのイベントの当日には、恒例で「手締め」が行われる。
なお、外国為替市場(外為市場)に関しては、土曜日・日曜日と各国の法定祝日を除いて、24時間取り引きが行われるため、大発会・大納会は行われていない。
[編集] 大納会
通常、大納会は12月30日に開催される。(以前は官公庁の御用納めと同じ12月28日に行われていた。なお当該日が土曜日・日曜日となる場合は直前の平日に移動する) その年に話題となったキーパーソンをゲストに呼び、立会終了の鐘を鳴らすのが恒例となっている。また、来場者(先着順)に、その場で打たれた生そば(持ち帰り用)が振舞われる。 通常、大納会では新年の相場を意識して、株式を買い控える動きが多い。
[編集] 大発会
通常、大発会は1月4日(当該日が土曜日・日曜日となる場合は直後の平日)に開催される。
大発会の場合は、新年最初の取り引きというお祝いムード(ご祝儀相場)ということもあり、高い株価が付けられることもよくある。
大発会では、若い女性(東証の場合、同社の社員や関連各所の女性)が、艶やかな晴れ着姿で参加するのが恒例となっている。
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