壬生綱房
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壬生 綱房(みぶ つなふさ、文明11年(1479年) - 弘治元年(1555年))は下野の宇都宮氏の家臣。壬生綱重の子で壬生綱雄の父。壬生周長は弟。
1526年に芳賀興綱が主君宇都宮忠綱を追って家督を簒奪したさいには忠綱を居城に保護した。芳賀高経らと手を結んで興綱の主家乗っ取りの罪を追及し、1536年には興綱を自殺に追い込んだ。のちに高経とも対立し、1541年、興綱の子で宇都宮氏の家督を継いだ宇都宮尚綱とともにこれを滅ぼしている。1549年、尚綱が戦死すると宇都宮城を占拠したが、後に芳賀高定に奪還されて追われた。1555年、急死。
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