和田三造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
和田 三造(わだ さんぞう、1883年 - 1967年)は大正~昭和期に活躍した洋画家。
[編集] 略歴
- 1883年 - 兵庫県朝来郡生野町(現在の朝来市)の医師の一家に生まれる
- 1898年 - 中学修猷館に進学
- 1899年 - 16才で画家を目指し修猷館を中退、上京し黒田清輝に師事、白馬会洋画研究所に入所
- 1901年 - 東京美術学校西洋画科入学
- 1905年 - 白馬会展で「牧場の晩帰」が白馬会賞受賞
- 1907年 - 文展で「南風」が二等賞(最高賞)受賞
- 1909年 - 美術留学生として渡欧
- 1915年 - 帰国
- 1916年 - 文展審査員
- 1927年 - 帝国美術院会員
- 1932年 - 東京美術学校教授
- 1945年 - 日本色彩研究所理事長
- 1950年 - 日本芸術院会員
- 1954年 - 映画『地獄門』でアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞
- 1958年 - 文化功労者
- 1967年 - 逝去