台湾青年社
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台湾青年社は1960年2月28日、明治大学講師であった作家の王育徳により結成された団体。
王育徳は1959年より『台湾』を主筆し、その後台湾青年社を設立、日本で留学している台湾人学生の啓蒙運動と、日本人に対する国際宣伝工作を展開した。同時に台湾独立も主張し、日本語版『台湾青年』を隔月刊で創刊し、宣伝活動に従事した。初期の参加者としては許世楷、張国興、周英明、金美齢、林啓旭、侯栄邦等の台湾人留学生が挙げられる。
1962年、台湾青年社は『独立通訊』を通して台湾国内での啓蒙、宣伝活動を展開した。1963年5月に「台湾青年会」と改名し留学生運動を展開し、更に1965年9月23日には参加留学生により台湾青年独立連盟が結成され、9月24日には東京銀座にてデモを実施し、国連に対し台湾自決への支持を訴えている。1970年1月1日、台湾独立建国連盟へ合流した。
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