南海艦隊
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南海艦隊は中国人民解放軍海軍3大艦隊の一つ、1949年設立。司令部は当初広州におかれたが、後に湛江に移された。旗艦は補給艦青海湖(885)。任務は西砂群島と南砂群島を含む台湾海峡の西南海域の防衛。
設立時、艦隊の大半は中国人民解放軍に亡命もしく同軍によって拿捕された旧国民党軍の軍艦と個人所有船によって構成されていた。当時の任務は広州市および珠江地域の防衛とまた国民党の手にあった島を獲得する中国人民解放軍を援助することであった。中国の造船工業はほとんど北方に集中していたため南海艦隊の発展は遅かったが、70年代になって中国と周辺国の間に西砂群島と南シナ海の暗礁をめぐって紛争が発生したため戦力が大きく増強された。1974年、南海艦隊は南ベトナムから西砂群島を占領し同国のフリゲート一隻を沈め、数隻に損傷を与えた。もっとも最近の紛争では1988年にベトナム軍艦隊と遭遇し同国の軍艦一隻を沈め、一隻に損傷を与えている。
艦隊の大半の戦艦は湛江海軍基地に駐留し、潜水艦はすべて海南島の榆林海軍基地に駐留している。艦隊はそのほかに広州、海口、三亜などに港を持っている。
[編集] 艦隊所属艦
駆逐艦
フリゲート
- 常徳(509)
- 茂名(551)
- 宜賓(552)
- 韶関(553)
- 安順(554)
- 昭通(555)
- 吉首(557)
- 北海(558)
- 康定(559)
- 東莞(560)
- 汕頭(561)
- 江門(562)
- 佛山(563)
- 宜昌 (564)
- 楡林(Yülin)もしくは玉林(Yulin)(565)
- 玉溪 (566)
- 襄樊 (567)
通常型潜水艦
揚陸艦艇
- 10 Type 072II (玉庭 Yuting) class 戦車揚陸艦(LST)
- 7 Type 072 (玉康 Yukan) class 戦車揚陸艦(LST)
- 4 瓊沙(Qiongsha) class 兵員輸送艦
- 1 病院船
- 4 玉登(Yudao)class 中型揚陸艦