加古川刑務所
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加古川刑務所(かこがわけいむしょ)は、法務省矯正局の大阪矯正管区に属する刑務所。
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[編集] 所在地
[編集] 収容分類級
- I級(主に交通事犯の禁固受刑者)
- A級
[編集] 収容定員
- 566人(うち、交通区120人)
[編集] 沿革
[編集] 組織
所長の下に2部1課を持つ2部制施設である。
- 総務部(庶務課、会計課、用度課)
- 処遇部(処遇担当、企画担当)
- 医務課
[編集] 外観・設備
[編集] 交通区
一般受刑者とは分離して、交通事犯の受刑者を収容する区画「交通区」が設けられている。このため、千葉県の市原刑務所に対比して、西の“交通刑務所”としても知られる。
- 敷地内の東端に100m×50mほどの大きさで、自動車教習所と同様の教習コースがあり、受刑中に仮運転免許を得ることもできる。
- 受刑者に対して、交通安全教育や被害者追悼行事が行われる。
- 居室に鍵がないなど、一般の刑務所より管理が緩やかである。
- なお、悪質な交通事犯であれば一般の刑務所に収容されることもある。
[編集] 特記事項
- 全国の拘置所・刑務所で被収容者の使用するふとんの生地は、この刑務所にて一括生産されている。
- 30歳代の男性刑務官が受刑者に携帯を渡し女性紹介を強要する事件が起きており、刑務官は訓戒処分となっている。