レオ・ブローウェル
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レオ・ブローウェル(Leo Brouwer,1939年3月1日 - )は、キューバの作曲家、ギタリストで指揮者。
ハバナ出身。アメリカ合衆国に留学し、ハートフォード大学さらにジュリアード音楽学校で学ぶ。ジュリアード音楽学校ではステファン・ウォルペに師事。初期の作品はキューバの民俗音楽の影響を示している。しかし1960年代から1970年代にかけてルイージ・ノーノやヤニス・クセナキスのような現代音楽の作曲家に興味を持ち、「ソノグラマ1」のような作品では不確定要素を取り入れている。この時期の他の作品には「雅歌」(1968年)、「永遠の螺旋」(1971年)、「パラボラ」(1973年)、「狂おしい思い」(1974年)などがある。近年では調性と形式美に傾き、ギター独奏曲の「黒いデカメロン」(1981年)、「ソナタ」(1990年、ジュリアン・ブリームに献呈)、「鐘のなるキューバの風景」(1996年)などでその傾向を示している。
ブローウェルはキューバで映画音楽協会の理事など多くの公職についている。彼の作品の大部分はギター独奏曲であるが、ギター協奏曲や40本以上の映画音楽も手がけている。ハバナ国際ギターコンクールにも関わっている。
[編集] ギター協奏曲
- ギター協奏曲第1番
- ギター協奏曲第2番「リエージェ協奏曲」
- ギター協奏曲第3番「悲しみの協奏曲」
- ギター協奏曲第4番「トロント協奏曲」
- ギター協奏曲第5番「ヘルシンキ協奏曲」
- ギター協奏曲第6番「ヴォロス協奏曲」
- ギター協奏曲第7番「ハバナ」
- ギター協奏曲第8番「ペルージャ・カンタータ」
- ギター協奏曲第9番「ベニカシム協奏曲」
- 2台のギターのための協奏曲
[編集] ギター曲
- 11月のある日
- 組曲第2番
[編集] 外部リンク
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