レオポルド2世 (トスカーナ大公)
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レオポルド2世(Leopoldo II, 1797年10月3日 - 1870年1月29日)は、トスカーナ大公(在位:1824年-1859年)。
ロレーナ家(ハプスブルク・ロートリンゲン家)のフェルディナンド3世の息子で彼の後を継ぎトスカーナ大公になった。 だが1859年4月27日、サルデーニャ王国によるイタリア統一の波に耐え切れずにトスカーナ臨時政府に降伏して息子のフェルディナンド4世に大公位を譲る。だが、臨時政府はトスカーナが大公国として以後も独立を維持し続けることを望まず、トスカーナは国民投票の結果、1860年3月にサルデーニャ王国へ併合された。フェルディナンド4世も退位に同意し、ここにトスカーナ大公国は滅亡した。
- トスカーナ大公
- 1824 - 1859
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- 先代:
- フェルディナンド3世
- 次代:
- フェルディナンド4世