レイモン・アロン
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レーモン・クロード・フェルディナン・アロン(Raymond Claude Ferdinand Aron, 1905年3月14日-1983年10月17日)は、フランスの社会学者、哲学者。1955年以降はソルボンヌ大学、1977年からはコレージュ・ド・フランスで教授をつとめた。国際政治や戦争論に関する卓越した議論を展開したことでも有名である。
[編集] 邦訳著書
- 『現代の社会――組織の時代と個人の復権』(エンサイクロペデイアブリタニカ日本支社, 1968年)
- 『発展の思想――産業社会を考える三つのエッセイ』(ダイヤモンド社, 1970年)
- 『レイモン・アロン選集(全4巻)』(荒地出版社, 1970年-1971年)
- 1巻「自由の論理」
- 2巻「変貌する産業社会」
- 3巻「知識人とマルキシズム」
- 4巻「歴史哲学入門」
- 『社会学的思考の流れ(1・2)』(法政大学出版局, 1974年-1984年)
- 『戦争を考える――クラウゼヴィッツと現代の戦略』(政治広報センター, 1978年)
- 『ヴェーバーへの道』(福村出版, 1982年)
- 『世紀末の国際関係――アロンの最後のメッセージ』(昭和堂, 1986年)
- 『レーモン・アロン回想録(1・2)』(みすず書房, 1999年)