マタディ
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マタディ (Matadi) は、コンゴ民主共和国の港町で、バ・コンゴ州の州都。2004年現在、人口約235,400人。コンゴ川の左岸、大西洋とキンシャサの中間に位置している。1879年、アメリカ人探検家のヘンリー・モートン・スタンリーによって開かれた。
[編集] 文化
街は斜面の急な丘に造られているため、移動が困難な場所である。
この街からコンゴ川の上流にかけては、1485年にポルトガル人探検家ディオゴ・カンによって、彼のコンゴ川旅行の限界として落書きの彫刻がなされて以来、探検のための洞窟が多くある場所として有名である。
[編集] インフラストラクチャー
ムポゾ川の発電所から、この街に電気が供給されており、キンシャサまで約350km線路が続いている。また、大西洋へ出ることが容易なことから、港は中央アメリカの中でも最大級であり、国内の輸出入における大きな役割を担っている。主要な輸出品は、コーヒーと木材。また、州の漁業会社 Pemarza では、首都キンシャサへ魚を届けるため、この港を利用している。Tshimpi空港が近くにあるが、不活性状態である。
1983年コンゴ川を横断する、722メートルの道路・鉄道併用橋が建設された。また、近くの丘にはマタディ・キンシャサ鉄道の建設者に対する記念碑(モニュメント)が建っている。