フリーウェイ
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フリーウェイ(freeway)はアメリカの高速道路である。最上位の幹線道路として位置づけられ、定義の上では、往復分離交通であり、一般の道路とは全て立体交差して出入り制限をしているものを言う。
インターステートハイウェイ(州際道路、州間道路、Interstate Highway)と都市高速道路(都市部の高規格主要幹線道路、Other Freeway and Expressway)がこれに該当する。このほかにも立体交差構造を持ち、フリーウェイと呼ばれている道路もある。
もともとは、立体交差構造なので一般道路のように信号など交通整理による停止が不要なことからフリー(free)と呼ばれたのであり、通行料が無料であるからフリーと呼ばれたのではない。通行が有料のフリーウェイも存在する。日本では、アメリカの高速道路の多くが無料であるということが知られており、日本においては無料の高速道路という意味で使われることがある。
以下は、英語版Wikipediaのfreewayの項からの引用である。
- アメリカにおけるexpresswayとfreewayの区別
- 土木技術者の間で受け入れられている合衆国の定義によると、expresswayは、隣接地の所有者が進入する法的権限を持たない幹線道路をいう。freewayは流れの自由な ――つまり、その道路の本線において、信号機や一時停止の標識といった手段により整理されなければならないような交通のぶつかりが存在しない―― expresswayを指す。別の見方では、expresswayは進入が制限されたものであり、freewayは進入が管理されたものであるとされるが、このような区別が広く受け入れられているとはいえない。多くの一般人は、「freeway」の「free」を利用料金が無料でなければならないとの意味に誤解している。カリフォルニア州などのように、大多数のfreewayが無料である州もあるが(一部の橋に設置された料金所を通過する場合を除く)、イリノイ州やフロリダ州のように、特定のexpresswayにおいては各出口に料金所を設置している州もある。
- 法令上は、アメリカ連邦法により、及びほとんどの州で州法により、expressway及びfreewayという用語が上に述べた土木技術者の用法と同様に定義されている。しかしながら、これら二つの用語の区別は普遍的なものではない。最初期にfreewayを建設したいくつかの州(コネチカット州、イリノイ州、マサチューセッツ州、ニュージャージー州、ニューヨーク州及びペンシルバニア州など)では、expresswayという語と freewayという語は同じ意味を持ち、通常expresswayないしhighway(昔からの呼び名)という言い方が好まれている(ニュージャージー州とペンシルバニア州では、旧来から存在する道路はexpresswayという名前のままであるものの、より最近になって造られたものは、公式に freewayと名付けられることが多い)。その他の地域では、freewayという言葉は一般的である。しかし、両種の道路を多く持つカリフォルニア州と比較すると、freewayとexpresswayの区別は必ずしも明確でなく、よく理解されてもいない。フロリダ州は例外であり、 expresswayの語とfreewayの語は異なる二つの意味を持つ。フロリダ州では、expresswayは進入の制限された有料道路と定義される。一方、freewayは進入の制限ないし管理されたその他の道路で、通行に費用のかからないものである。
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