バミューダショーツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
バミューダショーツ(Bermuda shorts)とは、膝丈でやや細めのズボンである。イギリス領バミューダ諸島で広く着用されることから、この名前が付いた。
膝下まで丈のあるズボンとは明確に区別されるが、丈の長さは膝がほぼ隠れるものから腿の中間まで見えるものまで千差万別である。また腿回りの余裕もさまざまであるが、近年見られる極端に幅広のショートパンツは一般にバミューダショーツには含まれないと考えられている。
起源については、インド駐留のイギリス軍が発明したとする説が一般的である。バミューダ諸島においては公式の場(仕事やパーティなど)においても着用が許され、正装と同じ扱いになる。ただし、正装においてはふくらはぎが隠れるような長い丈の靴下と合わせることになっている。さらに、正装用のバミューダショーツは一般のものと異なる、とする意見もある。
バミューダショーツは1960年代に米国で流行し、これは日本などにも波及したが、その後は衰退し現在ではあまり一般的ではない。
[編集] 外部リンク
- Bermuda Shorts(英語)