バックストリート・ボーイズ
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バックストリート・ボーイズ(Backstreet Boys)は米国の5人組ポップ・グループ。BSBと略される。
グループ名は結成当時オーランドで人気のあったフリー・マーケットBACKSTREET MARKETから取ったもの。
その代表曲としてI Want It That Way,Everybody(backstreet's back)などがある。
リードヴォーカルは各自とっているが、ややニックとブライアンとAJが多い傾向にある。メンバーの出身地は様々だが、グループとしてはフロリダ州が本拠地。ダンサブルなポップサウンドと、アカペラもこなす実力で、ヨーロッパで絶大な人気を得た。
日本でも人気が高く、本国アメリカでは「ノー・ファン時代」も経験したが、ヨーロッパの人気をひっさげ、本国に凱旋。本国でデビューアルバム(日本やヨーロッパで発売された1stと2ndの二枚組)が1000万枚以上のセールスを記録する。その後99年に「ミレニアム」を発売、全世界で3500万枚を売り上げ、不動の地位を確立する。 2003年7月、チャリティー・ゴルフに参加するためにニック・カーターが車を運転していたが、事故を起こしてしまう。同乗していたAJ、ブライアンの母などが軽症を負った。 また、その頃ニックのソロ活動などを経て、2004年に3年ぶりとなる来日公演を行う。2005年にオリジナルアルバムとしては5年ぶりのアルバム「Never Gone」をリリース(日本先行発売)した。 だが、ヨーロッパへの凱旋後、ブライアンが5歳の頃に見つかった、心臓病が襲い、全員の活動も少なくなった。また、ケビンの父親も、「ネヴァー・ゴーン」の発売前に死亡した。
2005年から2006年にかけては「Never Gone」の発売に合わせた世界ツアーを行い、日本でも東京・大阪でライブを行い好評を博した。
またすでにソロ経験のあるニックをはじめブライアン、A.J.もソロ活動を開始する予定。ソロ活動以外にもメンバーはチャリティやミュージカルなどさまざまな場面で活躍している。
2006年6月23日、ケヴィンが脱退。その理由は、メンバーにいる限り達成できない夢を叶えるためだという。他のメンバーはそのことを応援し、いつでも帰ってくることを歓迎している。
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[編集] メンバー
- ニック(Nicholas Gene Carter 1980年1月28日-) ニューヨーク州ジェームズタウン出身
- ハウィー・D.(Howie Dwaine Drough 1973年8月22日-) フロリダ州オーランド出身
- A.J.(Alexander James McLean 1978年1月9日-) フロリダ州ウェストパームビーチ出身
- ブライアン(Brian Thomas Littrell 1975年2月20日-) ケンタッキー州レキシントン出身
※脱退メンバー
- ケヴィンとブライアンはいとこである。ちなみにニックの弟アーロン・カーターもソロで音楽活動中。
[編集] ディスコグラフィー
[編集] アルバム
- Backstreet Boys(1996年11月21日)
- Backstreet's Back(1997年8月1日)
- Millennium(1999年4月28日)
- Black & Blue(2000年11月15日)
- The Hits: Chapter One(2001年10月24日)
- Never Gone(2005年6月8日)