トルコ記念館
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トルコ記念館(とるこきねんかん)は、和歌山県の串本町大島にある博物館。1890年に大島沖で遭難したオスマン帝国(現在のトルコ)のフリゲート艦エルトゥールル号の模型や乗員の遺品のほか、トルコ政府から寄贈された品々を展示している。
記念館の由来は、オスマン皇帝の特使を乗せて日本に派遣されたエルトゥールル号が、帰国の途にあった1890年、樫野埼灯台近くで座礁したことにある。犠牲者587名という大惨事であったが、地元大島村(現串本町)の人々はトルコ人の遭難者に温かい対応を行ったことが、これが日本とトルコの友好の始まりとして有名なエピソードになっている。
トルコ記念館はこの出来事を記念し、1974年に遭難現場の側の串本町の大島に建設された。2階展望台からはエルトゥールル号が座礁した地点を見ることができる。
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[編集] 所在地
- 和歌山県東牟婁郡串本町樫野1025-26
[編集] 交通
[編集] 施設概要
開館時間 : 9時〜17時
休館日 : 年中無休
入場料 : 大人250円 小学生以下120円
駐車場 : 84台(無料)
電話番号 : 0735-65-0628