ティカル
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ティカル国立公園 |
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ティカル2号神殿 | |
(英名) | Tikal National Park |
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(仏名) | Parc national de Tikal |
面積 | 576km² |
登録区分 | 複合遺産 |
登録基準 | 文化遺産(1), (3), (4) |
自然遺産(9), (10) | |
登録年 | 1979年 |
拡張年 | |
IUCN分類 | Ia |
備考 | |
公式サイト | ユネスコ本部(英語) |
地図 | |
ティカルは、グアテマラ、ペテン低地にある古典期マヤの大都市。 もともとの名は、ムトゥプル、(ヤシュ)ムタルであった。378年、テオティワカンの将軍カック・シフ(kak siyaj/「火の誕生」シフ・カック)によって征服され、テオティワカンの王族の少年であるヤシュ・ヌーン・アイン(「最初のカイマンワニ」)が即位し、新王朝が始まった。 古典期マヤにおいては、カラクムルとともに二分する巨大な勢力でいくつもの都市を支配下においた。
[編集] 登録基準
この世界遺産は、世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。
- (1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
- (3) 現存する、または、消滅した文化的伝統、または、文明の、唯一の、または少なくとも稀な証拠。
- (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する、建築様式、建築物群、技術の集積、または景観の優れた例。
- (9)陸上、淡水、沿岸、および、海洋生態系と動植物群集の進化と発達において、進行しつつある重要な生態学的、生物学的プロセスを示す顕著な見本であるもの。
- (10)生物多様性の本来的保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの。これには、科学上、または、保全上の観点から、すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種の生息地などが含まれる。