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マルクス・クラウディウス・タキトゥス(Marcus Claudius Tacitus, 200年 - 276年)は、ローマ皇帝(在位:275年 - 276年)。
優秀な皇帝アウレリアヌスの後を継ぐ者が現れない中で、元老院の要請により帝位につく。しかし、75歳という高齢のためペルシア戦役に向かう途中で寿命を終えた。1年に満たない統治期間となってしまった。
なお、当人は歴史家のタキトゥスの末裔と称していたが、実際には何の関係も無かったらしい。
[編集] 参考文献
- 塩野七生『ローマ人の物語12-迷走する帝国』新潮社、2003年、366頁。
- ローマ皇帝
- 275年 - 276年
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- 先代:
- アウレリアヌス
- 次代:
- プロブス