ソウルキャリバーII
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ソウルキャリバーII(ツー、Soul Calibur II)は、ナムコ(現・バンダイナムコゲームス)が発売した3D剣戟格闘ゲーム。ソウルエッジシリーズの第3作目。
2002年にアーケード版が製作され、翌年家庭用ゲーム機版がプレイステーション2、ニンテンドーゲームキューブ、Xboxの3機種同時に発売された。
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[編集] 概要
アーケードではシリーズ中で稼動期間が最も短い作品でもあった。その原因は様々にあるが一番の理由は全体的なバランスの問題である。さらに剣劇3D格闘をプレイするユーザーが少ないのが衰退を加速させた。
特に今作では技の3すくみ(縦切り>横切り>走り>縦切り)という関係が後に一部のキャラの性能を圧倒的に押し上げる結果になり、前作に存在した技レベル(あらかじめ技ごとに設定されたパラメーター)を廃止されたおかげで一方的に打ち負けする現象が相次いだ。家庭用も入れると5回もバランス調整(ロケテスト中は2バージョン)されるほど開発者のバランス修正による苦難が伺える。
しかし一部ではコアなファンによる大会も続けられ、アーケード最大規模の大会である闘劇にも選考されたのと、3大ゲーム機による同時発売や各ゲーム機を代表するオリジナルキャラの導入により特に海外では大幅な売り上げを得た。
続編である『ソウルキャリバーIII』が、アーケード版ではなく直接家庭用として発売され、日本よりアメリカでの発売を先行させたのはこれらの経緯が影響していると思われる。 (のちに、プレイヤーからの強い?要望により、アーケード版が登場している)
[編集] キャラクター
[編集] レギュラーキャラクター
- ラファエル・ソレル[Raphael Sorel](CV:増谷康紀)
- タリム[Talim](CV:田村ゆかり)
- カサンドラ・アレクサンドル[Cassandra Alexandra](CV:高木礼子)
- 洪潤星(ホン・ユンスン)[Hong Yunsung](CV:鳥海浩輔)
- 御剣平四郎(みつるぎ へいしろう)[Heishiro Mitsurugi](CV:森川智之)
- 多喜(タキ)[Taki](CV:瀧本富士子)
- ヴォルド[Voldo]
- ナイトメア[Nightmare](CV:檜山修之)
- キリク[Kilik](CV:保志総一朗)
- 柴香華(チャイ・シャンファ)[Chai Xianghua](CV:久川綾)
- 真喜志(マキシ)[Maxi](CV:神奈延年)
- アスタロス[Astaroth](CV:大友龍三郎)
- アイヴィー(イザベラ・バレンタイン)[Ivy (Isabella Valentine)](CV:冬馬由美)
[編集] タイムリリースキャラクター
[編集] 家庭用専用キャラクター
- ネクリッド[Necrid](『スポーン』の原作者、トッド・マクファーレン氏がデザインしたオリジナルキャラクター)
- ソフィーティア・アレクサンドル[Sophitia Alexandra](CV:根谷美智子)
- 成美那(ソン・ミナ)[Seung Mina](CV:桑島法子)
- リザードマン[Lizardman](特定のモードでのみ登場)
- アサシン[Assassin](特定のモードでのみ登場)
- バーサーカー[Berserker](特定のモードでのみ登場)
[編集] ゲストキャラクター
- 三島平八(みしま へいはち)[Heihachi Mishima]「鉄拳」(PS2版)(CV:郷里大輔)
- リンク[Link]「ゼルダの伝説」(GC版)(CV:檜山修之)
- スポーン[Spawn]「スポーン」(Xbox版)(CV:大塚明夫)
[編集] CPU専用キャラクター(使用不可)
- インフェルノ[Inferno]
[編集] シリーズ
[編集] 外部リンク
- 「ソウルキャリバーII」公式サイト
- HORI - ソウルキャリバー2スティック
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