クリスティアン・パヌッチ
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クリスティアン・パヌッチ(Christian Panucci、1973年4月12日 - )は、イタリア出身の元同国代表、セリエA・ローマ所属のサッカー選手。
郵便局員の父とチェコ人の母親を持つ元イタリア代表DF。ジェノアでプロのキャリアをスタートさせ、数々のクラブを渡り歩きいくつものタイトルを手にしてきた。ミラン在籍時にファビオ・カペッロの寵愛を受け、黄金時代を支えたマウロ・タッソッティからポジションを奪い取った。左右両方のサイドバックをこなせ、ドリブルでサイドを駆け上がり精度の高いクロスを送り込むことができる。堅実な守備も持ち味。しかしながらキレやすい性格で退場もしばしば。しかし本人はこの性格を「チェコ人の母親から受け継いだ誇りだ」と語っている。
代表としての成績はクラブでの成績ほどは思わしくなく、EURO1996では予選こそレギュラーで出場するも本大会前に当時のアッリーゴ・サッキ監督と対立しメンバーリストから漏れてしまう。1998 FIFAワールドカップフランス大会でも当時監督のチェザーレ・マルディーニに嫌われメンバーから漏れた。ちなみにこの時監督に嫌われた理由は「息子のパオロと仲が悪いから」だったという。しかしながら2002 FIFAワールドカップ日韓大会には出場している。
ちなみに、髪型には相当なこだわりを持っているらしく、二週間に一回はいきつけの床屋に足を運ぶと言う。それはスペインのレアル・マドリーに移籍した時も変わらなかった。
1996年にはトランスワールド航空800便墜落事故を起こした機体に乗る予定であったが、寸前で回避し事故をまぬがれるという幸運も経験している。
[編集] 所属クラブ
- ジェノア(イタリア) 1991-1993
- ACミラン(イタリア) 1993-1997
- レアル・マドリード(スペイン) 1997-1999
- インテル(イタリア) 1999-2000
- チェルシー(イングランド) 2000
- ASモナコ(フランス) 2000-2002
- ASローマ(イタリア) 2001-
ASローマ - 2006-2007 |
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1 クルチ | 2 パヌッチ | 3 マルティネス | 5 メクセス | 7 ピサーロ | 8 アクィラーニ | 9 モンテッラ | 10 トッティ | 11 タッデイ | 12 ピポロ | 13 キヴ | 14 ファティ | 16 デ・ロッシ | 18 ヴィルガ | 19 ロドリゴ | 20 ペッロッタ | 21 フェラーリ | 22 トネット | 23 ヴチニッチ | 24 ゾッティ | 27 ジュリオ・セルジオ | 28 ロージ | 30 マンシーニ | 31 グリロ | 32 ドニ | 33 フレッディ | 34 マルジーリ | 35 オカカ | 77 カッセッティ | 監督 スパレッティ 編集 |
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