キングジョージ島
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キングジョージ島(King George Island)は、南極海にある島。サウス・シェトランド諸島の一つである。島の位置は南緯62度23分、西経58度27分、面積は約1,150平方キロメートル。島の名前はイギリス国王ジョージ3世にちなんで命名された。
[編集] 概要
島は1819年にイギリス人の探検家ウィリアム・スミス (William Smith) によって発見されている。また、1819年10月16日には島に初上陸を行った。
海岸部には極わずかに植生が見られ、ミナミゾウアザラシなどが生息している。
キングジョージ島は南極観測基地の密集地帯であり、アルゼンチン、ブラジル、チリ、大韓民国、ポーランド、ロシア、ウルグアイの観測基地がある。それらは有人越冬基地がほとんどであり、生物・地学を中心とする研究が行われている。夏季にはわずかながら観光客も来島する。
領有権については、イギリスとアルゼンチンとチリが主張しているが、南極条約により、主張は凍結されている。