ガラス施工技能士
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ガラス施工技能士(がらすせこうぎのうし)とは、国家資格である技能検定制度の一種で、職業能力開発促進法第47条第1項による指定試験機関(社団法人中央職業能力開発協会及び各都道府県の職業能力開発協会)が実施するガラス施工技能士に関する学科及び実技試験に合格した者をいう。 なお職業能力開発促進法により、ガラス施工技能士資格を持っていないものがガラス施工技能士と称することは禁じられている。
ガラス施工技能士は、職業訓練指導員 (サッシ・ガラス施工科)の実技試験免除資格となっている。
[編集] 級別
1級、2級の別がある。
[編集] 実技作業試験内容(ガラス工事作業)
- 1級
- 作業試験:与えられた試験台、図面等に基づいて、アルミサッシの組立て・取付け作業、板ガラスの切断・加工作業、板ガラスの方立工法・弾性シーリング工法・グレイジングガスケット工法による板ガラスの取付け作業、建築窓ガラス用フィルムの貼付け作業を行う。試験時間=3時間10分
- ペーパーテスト:立面図、建具詳細図等に基づき、適正なガラスの寸法、ガラス工事に必要な工事費の算出及び住宅用アルミニウムサッシの取付けに必要な寸法の算定について行う。試験時間=1時間45分
- 2級:与えられた試験台、図面等に基づいて、アルミサッシの組立て・取付け作業、板ガラスの切断・加工作業、板ガラスの方立工法・弾性シーリング工法・グレイジングガスケット工法による板ガラスの取付け作業、建築窓ガラス用フィルムの貼付け作業を行う。試験時間=3時間10分