カヴール (空母)
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カヴール(Cavour)はイタリア海軍の次期軽空母で、強襲揚陸艦としての機能も有している。以前はアンドレア・ドリアと名づけられていたが改名された。名称の由来はイタリア王国の初代首相カミッロ・カヴールである。2000年発注、2001年建造開始、2004年進水、2007年就役予定。
排水量は現在運用中のジュゼッペ・ガリバルディの倍以上あるが、対艦ミサイルが廃止された為、運用に必要な人員は削減されている。(ただし、輸送する海兵隊を考慮に入れない場合)
[編集] 主要諸元
- 満載排水量 27,100t
- 全長 244m
- 全幅 39m
- 喫水 8.7m
- 主機 ガスタービン4基
- 出力 88MW
- 速力 30kt
- 航続距離 7000海里/16kt
- 乗員 794名
- 兵装 アスター15、76mm砲×2、25mm機関砲×3
- 搭載機 V/STOL 8機 + ヘリ12機