カムループス
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カムループス | |
位置 | |
基礎データ | |
国 | カナダ |
州 | ブリティッシュコロンビア州 |
行政区 | トンプソン・ニコラ地域 |
都市名 | カムループス (英:City of Kamloops) |
入植日 | 1818年 |
創設日 | 1893年 |
緯度 経度 |
北緯 50度40分 西経 120度20分 |
標高 | 海抜 346 m |
面積 | 297.57 km² |
人口 - 都市 |
(2001年) 89,900 人(国内37位) |
人口密度 | 5.2 /km² |
時間帯 | 太平洋標準時(PST)、UTC-8 太平洋夏時間(PDT)、UTC-7 |
市外局番 | +1-250 |
郵便番号 | V2B to V2E |
公式サイト | Kamloops.BC.ca |
カムループス(英:Kamloops)は、ブリティッシュコロンビア州の南中央部、トンプソン・ニコラ地域に位置する。この街に同地方の行政府が置かれており、人口8万6,491人の都市(2001年統計)。地勢的にはトンプソン川(Thompson River)とカプループス湖(Kamloops Lake)の合流地点にある。
目次 |
[編集] 歴史
元々、先住民のセクウェップム族(シュスワップ、Secwepemc)が独占的に住んでいたエリアで、ヨーロッパからの探検家が最初に訪れたのは1811年のことである。翌年の1812年に毛皮交易の拠点となり、1821年、毛皮交易はハドソン湾会社の管理下となる。
1860年代のゴールドラッシュと1880年代のカナダ太平洋鉄道の建設が都市を大きく発展させ、1893年には市政となる。
「カムループス」とはシュスワップ族の言葉で「水の集まる場」を意味する。シュスワップ族の言葉は今もなお同エリアの先住民の間で頻繁に使われている。
[編集] 経済
同エリアは第一次産業が盛んでパルプや製材業、ベニヤ板の生産、セメントほか、銅の鉱山もある。それに加え、第三次産業では、BC州のロッテリー(宝くじ)を扱う会社や関連会社などがある。
[編集] 交通
- カムループス空港(Kamloops Airport、IATA空港コード:YKA、ICAO空港コード:CYKA)
- 国際空港クラスのより大きな空港へと拡張する必要性に迫られているが、まだ具体的な計画案が出るに至っていない。
トランスカナダハイウェイの重要な拠点となっており、バンクーバーから出て最初にぶつかる主要都市がカムループスとなる。
[編集] 姉妹都市
[編集] 外部リンク
- カムループス市公式サイト (英語)
- カムループス観光局 (英語)