カオラック (セネガル)
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カオラック (Kaolack、ウォロフ語表記Kawlax )は、セネガル共和国カオラック州カオラック県の町。
人口172,305人 (2002年)、サルーム川北岸に位置し、国道1号線が通じている。カオラック州の州都で、カオラック県の県庁所在地。カオラック州南部はガンビアと国境を接する。
カオラックは、地域の重要な交易都市で、セネガルの主要産業である落花生の流通及び加工の中心地である。塩分濃度の高いサルーム川を利用した製塩業も盛んである。
イブライマ・ニアス (Ibrahim Niass) が創始者であるニャセン派(セネガルイスラム教ティジャン派の中の分派)の中心地でもあり、イスラム教育の中心地でもある。 カオラックのメディナ・バーイ (Medina Baay) モスクは、セネガル国内で最も大きいモスクの一つである。
カオラック市のカルティエ (街区) 名 (ウォロフ語):
- Lewna Ñaseen (仏語:Léona Niassène)
- Medina Mbàbba (仏語:Médina Mbaba)
- Medina Baay (仏語:Médina Baye)
- Saam (仏語:Sam)
- Ndoorong (仏語:Ndorong)
- Coofog (仏語:Thiofoke)
- Jaleñ (仏語:Dialègne)