ウジェーヌ・デルポルト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウジェーヌ・デルポルト(Eugène Joseph Delporte、1882年1月10日 – 1955年10月19日)はベルギーの天文学者である。
66個の小惑星の発見者であり、発見した小惑星のなかには、地球近傍小惑星であるアモール群に、名前を残している(1221)アモールやアポロ群の、(2101)アドニスがある。
彗星の発見者、共同発見者でもあり、発見した彗星には周期彗星の57P/デュトワ=ネウイミン=デルポルト彗星がある。
ブリュッセル近郊のユックルにあるベルギー王立天文台で働き、発見した小惑星(1276) ユックリアはその街の名前から命名された。
1920年代から国際天文学連合で星座の境界線を決定する仕事に携わり、1930年にすべての星座の境界線を赤経、赤緯に沿って決定した。