ノート:アンデス文明
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書きかけです
書きかけです。 というか、ひとつの文明を説明しだすと限がないので、簡単に概略を書きました。 どなたか、読みにくい文章の訂正とリンクをお願いできますでしょうか。
やはり、時代順に書いた方がわかりやすいかな。
すごい!とても見やすくなりました。 ありがとうございます。219.98.20.222 2005年8月29日 (月) 13:36 (UTC)N.N.
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[編集] パチャママ信仰
パチャママの信仰は、お酒のchallarに見られるように、広く浸透していると思います。この場合、信仰というよりはむしろ慣習と呼ぶべきものなのかもしれませんが。もちろん、一部に深く信仰している人もいると思います。--Hachikou 2005年8月30日 (火) 05:16 (UTC)
- パチャママ信仰をどのように捉えるかは、おそらく、人類学はどういう学問か、対象とどう向き合って解釈してゆくか、ということに通じる深くて大きな問題かと思います。実は、ものすごく大事なご提案をされていると思います。
確かに大地へ酒を流す様子などを見て、まだ信仰は強く続いていると見ることも可能でしょう(基本的には私もこの立場です)。農村に行けばそういった事象に多く出くわします。
ただ、日本でも、新しく建物を建てるときに神に祈ることをしますが、それでいて日本では今でも神道が(そういったことを行うごくごく一般的な人々に)深く根付いているとは言い切れないと思うのです。
ですので、昨年、見てきた事もふくめて現状で都市部の若者を中心とする階層で起こっている変化ということで、こういったこともありますよという意味で、付け加えておきました。
いかがでしょう?
でも確かに難しい問題です。地域による差は、とても一人では調べきれませんし・・・。
洞穴遺跡について
石期や古期の遺跡について、一部、洞穴遺跡(だと思った)の年代が怪しくなっています。層位がかく乱されていて、そこから得たサンプルで放射性炭素年代測定法を行ったのです。なので、古い時期は、載せませんでした。これを言い出すと、チリのモンテ・ベルデ遺跡はどうなるのか、といった問題も出てきますので(汗。逃げてしまってすみません。怪しきことは書かずという保守的な姿勢の方が良いかなと思いまして・・・。 もう一度、調べなおしてから、載せたいと思います。
農耕の起源の年代(特にトウモロコシは怪しいです)についても同様で、最近、パナマ周辺のアマゾン地帯で、新大陸の塊茎類農耕が実は紀元前8000年ころまでさかのぼるのではないかという論文が出ました。デンプン粒の分析からです。実は、私自身、現在、このデンプン粒分析を行っていますが、裏話をすると、この方法自体がかなり不十分でして、方法的に確立される途中だなあと実感しています。全てだめとは思いません。ただ、分解されてしまう可能性、汚染されて異なる年代のものが遺物に付着している可能性(汚染)、などの問題が解決されていません。デンプンなど分解されて残らないという生物学者の意見もあります。
こういったことを考えると、アンデスにおける農耕の起源も一筋縄ではいきません。実は、これこそが私自身の研究テーマですので、もう少し確実になってから、わかったことを少しづつ載せてゆこうと考えています。時間的に余裕がないというのもありますが。。。 219.98.20.222 2005年8月31日 (水) 12:13 (UTC) N.N.
歴史と文化 アンデス文明の説明として、歴史と文化に分けるべきかどうか迷いました。文化という項目はつくったものの、これをどうするかまだ決めかねています。 皆様のご意見をください。 219.98.20.222 2005年8月31日 (水) 12:36 (UTC)N.N.
- N.N.さん、現地へ行っている研究者らしい貴重な情報をありがとうございます。いままでたいへん失礼いたしました。Siyajkak 2005年9月1日 (木) 13:31 (UTC)
Siyajkakさん、こちらこそいろいろとありがとうございます。また、連絡します。219.110.38.155 2005年9月7日 (水) 20:14 (UTC)n.n.
- すみません。219.110.38.155さん、わたしのプライバシー情報が含まれていましたので一部修正させていただきました。ネット上で身元がばれそうにはなっていますがどうかご容赦くださいm(_ _)mSiyajkak 2005年9月10日 (土) 04:50 (UTC)。
[編集] アンデス文明の範囲
アンデス文明が栄えた地理的範囲について、適切な範囲を示しているWWWで閲覧できる図をご存知の方、URLをお教え下さい。それを参考に、現在本項目に掲載している地図にアミカケなどを施したものを作成し、アップロードしたいと思っています。--Hachikou 2005年9月7日 (水) 09:22 (UTC)
アンデス文明の範囲ですが、一応のところ、ペルー領からボリヴィア北部となっています。地図は存じておりません。
エクアドルとチリはアンデス文明圏の範囲にはいらないようです。北はモチェ文化の飛び地的様相をなすピウラから、南はおおよそティワナク文化圏まででしょうか。正確な範囲は研究者によってまちまちになるでしょうが、おおよそはこのようなところです。
ただし、ピウラ以外の北部がかなり微妙なのと、ティワナクの確実な南地域の範囲が微妙でして、南について言えば、ティワナク崩壊以降、また地域文化へ戻ってしまうチリ共和国のサン・ペドロ・デ・アタカマ(インカ期に再び中央地域と結ばれる)地域などは、通常はアンデス文明圏の範囲に含まれては考えられてはいません。ですので、通常、南の範囲はティワナク遺跡中心部くらいまででしょうか。ですが、さらにティワナク崩壊以降のアイマラ王国時代のパカヘ王国の領域が、ティワナクの領域南部と重なるということもあり、さらに複雑だったりします。こうなると、ポーポ湖あたりまでも、アンデス文明の範囲に含まれてしまいます。
インカの領域すべてが「本来の」アンデス文明圏ではないので、ここがややこしいところです。もっともこの「本来の」という表現もかなり微妙なのですが・・・(汗。
ただ、実際にさまざまな文化が花開き、それぞれが深い交流のもとに発展してきたという点では、ペルー共和国の山間部(アマゾンを除く)範囲、そしてティワナクからやや南くらいまでがぎりぎりの範囲といってもいいのではないでしょうか。 219.110.38.155 2005年9月7日 (水) 20:14 (UTC)N.N.
[編集] 形成期中期以降
これが、丸々抜け落ちているかも。って、書いていくの、もう面倒だったりする。
[編集] 終焉と再生
これにつては、迷いましたが削除させていただきました。 題目が「文明」にあったためです。もっとも文明をどう捉えるのかも、一般と研究者とは隔たりが大きいので(研究者内部でも隔たりがある)、本当に迷いました。 文化と文明はまったく異なるレベルの概念でもあり、再生というよりも、形を変えての先スペイン期からの先住民系文化の継続と再生ならありうるかと思い、書き加えましたがやはり削除しました。
ボリビアを入れるなら、ペルーも、エクアドルも、それにチリは、アルゼンチンは、どうなのか、とか、大統領が先住民系というので、再生というのなら、ペルーやメキシコ(これはメソアメリカですが)などのこれまでの先住民系大統領と当時のインディヘニスモ運動はどうなるのか、エクアドルの独特の政治状況はどう説明するのか、などなど、問題が噴出するからです。
もうそこまでいくと、本項目の「アンデス文明」ではなくなるかと思います。
とりあえず、一般的に「アンデス文明」といった場合はスペイン人の征服までを指すかと思います。
現代のペルーボリビアを指してアンデス文明とはおよそ言わないかと思うので、本項目「アンデス文明」においては、再生について削除いたしました。