じょうぎ座
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じょうぎ座 (Norma) | |
略符 | Nor |
属格 | Normae |
英語での意味 | the Level |
赤経 | 16.05h |
赤緯 | -52.01° |
観測可能地域の緯度 | 30° - -90° |
正中 | 21時 , 7月5日 |
広さの順位 - 総面積 |
74位 165 平方度 |
明るい星の数 視等級 < 3 |
0 |
最も明るい星 - 視等級 |
γ2 Nor 4,0 |
流星群 |
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隣接する星座 |
じょうぎ座(定規座、Norma)は星座の1つ。
じょうぎ座は、天の川の上にあり、さそり座のそばにある南天の小さな星座である。
[編集] 特徴
この星座はα星とβ星がない。一番明るい星は γ2 Normae で、視等級4等である。
[編集] 天体
天の川の上にあるので、多くの星雲・星団がある。この星座の散開星団の中で最も明るいNGC 6087が北西の隅にある。
[編集] 歴史
この星座は1751年から1752年まで、喜望峰(ケープタウン)に滞在して南天の星を観測したニコラ・ルイス・ド・ラカーユによって設定された。最初、ラカーユは、これを大工道具からNorma et Regulaと名づけた。これは、水準器(水平を計る)と、曲尺(大工用定規)を意味する。かつては、Southern Triangle and Quadrans Euclidis(南の三角定規とユークリッドの定規座)とも呼ばれたが、実在するみなみのさんかく座(Triangulum Australe)とは無関係である。