ことのはの巫女とことだまの魔女と
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ことのはの巫女とことだまの魔女と(ことのはのみことことだまのまじょと)は、藤枝雅の漫画作品。
マガシン・マガジン社の雑誌「百合姉妹」で『鳥籠の巫女と気紛れな魔女と』というタイトルで連載され、同誌の休刊に伴い一迅社から創刊された雑誌「コミック百合姫」の4号まで連載されていた。「コミック百合姫」に移動の際に現タイトルに変更された。また、2006年7月14日に単行本(全1巻)として発売された。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 物語
古い建築物マニアの魔女レティは、たまたま結界で隠されていた社を見つけて立ち寄った。その社で出会った、一人の巫女、紬(つむぎ)。彼女は、結界のために自分は外に出ることが出来ないと言うが、レティはそんな彼女に、それは自分で自分を縛る言い訳だと言い放ち、結界を破壊してしまった。紬は微笑んで、レティに告げる。
「貴女(レティさん)と共に征く運命に」
こうして、奇妙な2人の道中が始まった・・・。 備考:ドラマCD等では飴色紅茶館の登場人物も出演している(漫画版でもゲスト登場している)。
[編集] 登場人物
(声優はドラマCD版)
- グレーティア・ディートリヒ(声:生天目仁美)
- 通称レティ。魔法を使う魔女。ドイツ出身。古い建築物マニアで、たまたま立ち寄った神社に結界が張ってあったため、興味本位でその結界を破り、中にいた鴇神紬を外に連れ出した。唯我独尊な性格だが、紬にはそのペースを乱されることも多い。眼鏡っ子。実は、本編中ではフルネームは明かされなかった。AliceQuartetの藍原まきのと同い年であることから、年齢は23歳と思われる。
- 鴇神紬(ときがみ つむぎ)(声:能登麻美子)
- レティが神社で出会った巫女。幼い頃から神社の結界の中で一人で過ごしてきたため、世間知らずでおっとりしており、自分を外に連れ出してくれたレティを純粋に慕っている。代々の鴇神の巫女の中でも最も神性が高い故に、結界を張った神域である社以外では、長くは生きられないという運命を背負っていたが・・・。6歳の頃から16年間社に閉じ込められてたことから、年齢は22歳くらいと思われる。
- 鈴代五十鈴(すずしろ いすず)(声:渡辺明乃)
- 鴇神紬のお目付役の女性。紬のことを心から案じている。鈴代の家は、代々鴇神の者を守る「鈴」の役割を果たしており、彼女もずっと紬を見守り続けていた。紬の目付役終了後は豪気な神様に振り回されている。
- 神様(かみさま)(声:能登麻美子)
- 紬を呪縛から救うために、社に戻ったレティの前に現れた山の神。紬の姿を借りているが、彼女とは異なり、かなり豪快な性格で、世間知らずの紬よりよほど世間慣れしている。ちなみに紬の姿をしているのは、神様が一番見慣れていた紬の姿を真似たため。ドラマCDにて、紬の姿で人前に出るときには、紬の姉の鴇神絹(ときがみ きぬ)と名乗っている。
[編集] 関連商品
なお、ドラマCD(単行本限定版付属のドラマCDも)には、同じ作者の作品「飴色紅茶館歓談」のキャラクターが登場している。
[編集] 単行本
- ことのはの巫女とことだまの魔女と(通常版 ISBN 4758070075/限定版 ISBN 4758070083) 2006年7月14日発売
- 限定版にはドラマCD「こといろの日々とことほぎの君と」が付属。
[編集] ドラマCD
- ことのはの巫女とことだまの魔女と ドラマCD 「マドリガル・ハロウィン」 2006年10月31日発売
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