Skoop On Somebody
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Skoop On Somebody(スクープ オン サムバディ)は、1995年に結成されたR&Bグループである。
2000年4月まではSKOOPというグループ名だったが、シングル『ama-oto』から現在のグループ名になる。現在までにボーカル・コーラス・演奏・ソングライティングをほとんど自分たちでこなす日本では稀有なセルフ・コンテインドバンドである。
韓国語では스쿠프 온 섬바디で表記する。
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[編集] 概要
- 1995年、大阪で出会った三人が意気投合しSKOOP結成。
- 1996年2月制作していたデモテープを送ったことがきっかけでソニー・ミュージックエンタテインメントと契約。
- 1997年にシングル『No Make de On The Bed』でメジャーデビュー。その後はコンスタントにシングルを発表しながらライブ活動を中心とした活動をしていく。
- 1998年エフエム・ノースウェーブでのレギュラー番組「MOOD 4 LUV」がスタート。
- 2000年4月SKOOPでアルバム3枚を発表した後にSkoop Onには「引っ掛ける」という意味があることからSKOOPの「発掘される」から攻めで行こうという考えでSkoop On Somebodyに改称。
- アルバム『Save Our Souls』には、CHEMISTRYとのコラボレーション曲、『Two of A Kind』が収録。
- CHEMISTRYの2ndオリジナルアルバム『Second to None』の収録曲『My Gift to You』では、共演/楽曲提供を行った。
- 2006年度公開映画「陽気なギャングが地球を回す」主題歌決定。
- サザンオールスターズの松田弘とは飲み仲間でライブでの競演を果たすほどの仲。実は上京した時に最初に出会ったミュージシャンであると後に明かしている。
- 2006年9月20日にTAKEが本名名義の「武田雅治」でソロデビューした。
[編集] メンバー
- 大阪府出身。ゴスペルシンガーであるサム・ジョーンズに師事したのち渡米。滞在中にニューヨーク・ハーレムにてヴォイストレーニングを受ける。帰国後、多彩なライブ活動をこなす。医者であった父親は2001年逝去。2006年9月20日に「武田雅治」としてソロデビューを果たすが、それより前にアドベンチャーワールドのオリジナルソング「Always Toghther」の6曲目「Nature's song of love」を歌っている。
- 大阪府出身。高校在学中の頃からドラマーとしてバンド活動を開始。大学入学時には作曲も開始し、各地のラジオ、CMにジングル提供などを行う。なお、TAKEとは大学の同期。
- 大阪府出身。6歳の頃から姉と共にピアノを弾き始める。 高校2年の頃、衝撃を受けたスティービー・ワンダーの音楽に出会いバンド活動を開始。関西学院大学進学後は軽音楽部に入部し、作曲など多彩な音楽活動を行う。
[編集] 代表曲
- Amanogawa
- 初期のSKOOP代表曲。佐藤竹善もカヴァーしている。アルバム『Where do we go』収録版(アルバムの表記では片仮名の『アマノガワ』)とシングル版、バラードセレクション『Nice'n Slow Jam』収録のS.O.S Edition版はそれぞれヴァージョンが違う。
- また、2005年に新潟市青山海岸で行われた「日本海夕日コンサート」でSkoop On Somebodyと佐藤竹善と服部克久らの計3組によるセッションが行われた。
- Sha la la
- Skoop On Somebodyが大衆に知られるきっかけとなった曲。ニベア花王の「ニベアボディ」CM曲。
- ぼくが地球を救う ~Sounds of Spirit~
- 初のドラマタイアップシングル。TBS系列で放送された内村光良主演の同名のドラマ「ぼくが地球を救う」主題歌。SKOOP時代から通して初のTOP10ヒットとなったシングルである。アルバム『Save Our Souls』収録版にはコーラスやハンドクラップが追加されているほか、Singles収録版ではドラマのオープニングに使われたショートバージョンが収録されている。
- My Gift to You
- CHEMISTRYに提供し、大ヒットした楽曲。後に自身もセルフカヴァーした。CHEMISTRYのものとは歌い方やアレンジが微妙に異なる。
- 琥珀の月
- ドラマ「共犯者」主題歌。
- How We Do It!!!
- 映画「陽気なギャングが地球を回す」主題歌。カップリングでは英語曲を和田アキ子とコラボレーション。
[編集] ディスコグラフィー
[編集] シングル
- No Make de On The Bed(1997年2月21日)
- バラ色(1997年5月1日)
- Nice'n Slow(1997年8月21日)-エフエム・ノースウェーブでメガプレイ曲に選ばれた。
- 壊したい(1998年8月21日)
- Mood 4 Luv(1998年10月21日)アルバムと同時発売-エフエム・ノースウェーブのレギュラー番組タイトルから取った。
- Everlasting Love(1998年12月2日)
- Over & Over(1999年5月21日)
- Amanogawa(1999年7月23日)-ここまでがSKOOP時代の作品
- ama-oto(2000年6月21日)
- 線香花火(2000年9月20日)
- eternal snow(2000年11月29日)
- Still(2001年5月9日)
- 潮騒(2001年8月22日)
- sha la la(2001年10月31日)
- a tomorrowsong(2002年3月20日)
- Tears of JOY(2002年6月26日)
- ぼくが地球を救う~Sounds of Spirit~(2002年8月7日)
- 抱きしめて/My Gift to You(2003年5月21日)
- Sing a Song(2003年8月20日)
- 琥珀の月(2003年11月12日)
- Smile Again(2003年12月17日)
- 最後の夜明け(2004年6月23日)
- December(2004年12月1日)2枚同時発売
- 街に愛があふれて…(2004年12月1日)
- Dot To Tha Dot(Skoop On Somebody+SOUL'd OUT)(2005年7月6日)
- happypeople(2005年9月7日)
- 誰かが君を想ってる/もう一度夜をとめて(2005年11月9日)
- soul river(2006年1月18日)
- How We Do It!!!/(Everything Will Be)All Right(2006年5月10日)
[編集] アルバム
- オリジナルアルバム(SKOOP時代)
- SKOOP(1997年9月1日)
- Mood 4 Luv(1998年10月21日)
- Where do we go(1999年8月21日)
- オリジナルアルバム(Skoop On Somebody)
- Key of Love(2001年6月20日)
- Save Our Souls(2002年9月26日)
- HELLO MELLOW(2004年1月7日)
- Pianoforte(2006年2月22日)
- 企画盤
- Nice'n Slow Jam(2001年12月5日)
- Sounds Of Snow(2002年11月27日)
- Singles 2002~1997(2003年6月18日)
- undressed~club SOS~(2004年7月22日)
- Singles 2002~2006(2006年12月13日)
- Singles 10years Complete Box(2006年12月13日)
[編集] DVD
- S.O.S. CLIPS VOL.1(2002年1月17日)
- Live in Performance “Save Our Souls”(2003年6月18日)
- SOS CLIPS Vol.2(2005年3月24日)
- Live in performance 2005 Christmas Edition Special BUDOKAN(2006年3月24日)
[編集] 出演
[編集] テレビ
- SkyPerfecTV!のチャンネルMUSIC ON! TVの番組「Make On The Holiday!」内でのレギュラーコーナー「男のウデジMAN」に出演。毎回料理に挑戦。毎週土曜日13:00~15:00(リピート放送あり)
[編集] ラジオ
- SOUL CRUISIN' (bayfm 毎週火曜日23:00~23:52)
- SESSIONS 4 (FM NORTH WAVE 毎週月曜日20:00~20:55)
[編集] 書籍
- オフィシャルブック『stories』(ソニー・マガジンズ)税込3,000円/B5判変型/240ページ
[編集] 関連項目
- CHEMISTRY -ASAYANオーディションでの課題曲でama-otoを歌う。後に僕らの音楽出演時に披露。また、KO-HEYが「Ordinary hero」にドラムで参加。
- 松田弘
- 松尾潔 -デビュー当時から3人をよく知る。アルバム「Singles 2002~1997」では愛情深いライナーノーツを寄せている。
- 佐藤竹善(Sing Like Talking)
- SOUL'd OUT -同じレコード会社に所属。SONY MUSIC FES.をきっかけに作られた「Dot To Tha Dot」でコラボ。
- 東方神起 -楽曲提供。「S.O.Sを尊敬しているので嬉しい」とのコメントあり。
- ゴスペラーズ -数々のイベントで共演し、公私共に良き仲間である。
- 鈴木雅之 -TAKEがアルバムにコーラス参加したり、鈴木雅之トリビュートアルバムではFirst Loveで参加している。
- コブクロ -数々のイベントで共演し、互いにリスペクトし合う良き仲間である。