Red Hat Enterprise Linux
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Red Hat Enterprise Linux 4 |
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公式サイト: | www.jp.redhat.com |
開発者: | レッドハット |
OSの系統: | Linux |
ソースコード: | オープンソース |
最新リリース: | 4 Update 4(Nahant) / 2006年8月10日 |
カーネル種別: | モジュラーカーネル |
ユーザーインタフェース: | GNOME・KDE |
ライセンス: | GPL |
Red Hat Enterprise Linux(レッドハット エンタープライズ リナックス、RHELとよく省略される)とは、レッドハットによって開発、販売されている業務向けのLinuxディストリビューション。RHELは、リリースされてから 7年間はRed Hatによる公式サポートを受けることができる。また、RHELをもとに RHCT や RHCE、 RHCA といったトレーニングも提供している。
新規のリリースは、1年6ヵ月ごとに行われることとされている。 RHELを使用する顧客は、そのサポートに対して料金を支払う仕組みで、サポート継続期間中に新バージョンがリリースされた場合は、追加料金を支払うこと無しにアップグレードすることが認められている。
RHELと呼ばれているものには、次の4種類のバリエーションがある: Red Hat Desktop, WS (workstation), ES (edge server, あるいはエントリークラスの server 等向け), AS (advanced server)。
RHELは、もともとRed Hat Linux(RHL)に由来するディストリビューションであるが、Red Hat Linuxと比較して、リリースサイクルはしっかりと維持・管理されている。現在は、Fedora Core(FC)の成果を活用している。
- RHL 6.2 → RHL 6.2E
- RHL 7.2 → RHEL 2.1
- RHL 9→RHEL 3
- FC 3→RHEL 4
- FC 6→RHEL 5(2006年12月リリース予定)
の関係にある。
CentOSやScientific Linux、White Box Enterprise Linuxなどは、無償で利用できる企業向け Linuxであり、RHELと互換性がある。
[編集] リリースバージョンの経歴
- RHEL 1 version? (codename?) release date?
- RHEL WS 1 is sometimes referred to as RHL 10
- RHEL 2.1AS (Pensacola) released 2002/03/26
- RHEL 2.1ES (Panama) released 2002/03/26
- RHL 6.2E
- RHEL 3 (Taroon) released 2003/10/22
- RHEL 3 Update 1, 2004/01/16
- RHEL 3 Update 2, 2004/05/18
- RHEL 3 Update 3, 2004/09/03
- RHEL 3 Update 4, 2004/12/21
- RHEL 3 Update 5, 2005/05/20
- RHEL 3 Update 6, 2005/09/28
- RHEL 3 Update 7, 2006/03/15
- RHEL 3 Update 8, 2006/07/20
- RHEL 4 (Nahant) released 2005/02/15
- RHEL 4 Update 1, 2005/06/09
- RHEL 4 Update 2, 2005/10/05
- RHEL 4 Update 3, 2006/03/07
- RHEL 4 Update 4, 2006/08/10