RBCエリアレポート
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RBCエリアレポートは1976年10月~2004年3月に放送された琉球放送テレビの報道番組。
沖縄県では本格的なローカルニュースショーがそれまでなかったが、この番組は毎週平日の30分間(一時期45分間だった)に、その日1日の沖縄県内の動きをわかりやすく解説することで視聴者の反響を受け、その後の沖縄県内各放送局の夕方のニュースに大きな影響を与えた。初代メインキャスターは稲福健蔵記者で、稲福は沖縄県がアメリカ合衆国の占領下にあった1969年に東京放送に出向しJNNニュースデスクでも初代メインキャスターを務めていた。
1993年12月にRBCテレビが先島諸島で放送開始される前は宮古テレビ、石垣ケーブルテレビでも翌日の昼前に時差放映された。
2004年4月から時間枠を拡大し「RBCライブi」に移行した。
[編集] 放送時間
- 1976年10月~1984年9月 18:00~18:30
- 1984年10月~1986年9月 17:45~18:30
- 1986年10月~1990年3月 18:00~18:30
- 1990年4月~1997年3月 18:30~19:00(JNNニュースの森開始に伴い、全国ニュースの後に移動。また天気予報枠はヤン坊マー坊天気予報となる)
- 1997年4月~2000年3月 17:55~19:00(JNNニュースの森を内包、17:55の5分間は「RBCエリアフラッシュ」というタイトル名だった)
- 2000年4月~2002年3月 18:19~19:00
- 2002年3月~2004年3月 18:16~18:50
[編集] 主なキャスター
- 稲福健蔵(故人・1969年~1970年にJNNニュースデスク初代キャスター)
- 仲村一夫(現在琉球朝日放送専務取締役)
- 新屋敷二幸(故人・1995年定年退職後、沖縄県の広報アドバイザーや名桜大学講師などを務め、NHKの「ETV特集」にも出演した。)
- 阿波連本紀
- 土方浄(現在テレビ本部報道局報道部専任部長兼アナウンス室専任部長。後番組のRBCライブiでもキャスターを務めている)
- 比嘉京子(現在テレビ本部報道制作局報道部長兼アナウンサー)
- 比嘉俊次(後番組のRBCライブiでもキャスターを務めている)
[編集] テーマ曲とタイトル
- 初代は木琴と笛をアレンジしたテーマソングをバックに、番組タイトル(1行目が「RBC」、2行目「エリア」、3行目「レポート」)の文字が左右に行ったりきたりするものが使われた。
- (2代目以降は詳細請う)
- またオープニングとエンディングの提供クレジット表示などはお天気カメラである国道58号松山交差点が映し出された(オープニングの映像はその後オリジナルだったり、ニュース映像を背景にしたりしていた。またエンディングの提供クレジットは画面下中央表示でアナウンスなし)。
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