KOBE PiTaPa
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KOBE PiTaPa(こうべピタパ)は、神戸高速鉄道、神戸市交通局、神戸新交通、山陽電気鉄道(山陽)、北神急行電鉄、神戸市が共同で立ち上げたKOBEカード協議会が発行しているPiTaPa対応のICカードである。導入準備中の神戸電鉄(神鉄)は加盟していないが、導入と同時に加盟する予定である。
KOBE PiTaPaオリジナルのマスコットキャラクターが存在する。名前は、「ピットン」と「パタピー」。
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[編集] KOBE PiTaPaの概要
KOBE PiTaPaはHANA PLUSカードと同じく1枚での発行で、この中にPiTaPa機能とクレジットカードの機能を入れている。当初はキッズ・ジュニア両カードの発行は行っていなかったが、現在はベーシックカードのみ発行している。 他社のPiTaPa対応カードとは違い、複数の鉄道事業者と神戸市が共同で立ち上げているため、サービス範囲が広いのが特徴。カードデザインは、海から見たメリケンパークになっている。
[編集] 提示優待サービス
KOBE PiTaPaは先述の通り範囲が広いため、提示優待サービスの施設数も多い。主にレストランなどの飲食店でサービスを受けられるが、神戸市関連施設の料金も割り引くサービスも用意されている(特別展も含む)。神戸市内で対応している施設が存在しないのは東灘区のみである。
[編集] KOBEポイント
神戸市内の一部の店で買い物・飲食をしてクレジット決済をすると、利用額に応じてKOBEポイントが進呈される。店によっては進呈ポイントが2倍になっている。もちろん、ポイントが一定以上たまると神戸ならではの景品に交換することもできる。
[編集] 独自サービス
神戸市も参加しているからこそ計画されている。公共施設の利用など、生活の様々な場面で便利な機能を搭載するプランが立ち上がっている。
[編集] IC定期券
KOBEカード協議会に加盟している各社は2007年春にIC定期券を導入する予定になっているが、HANA PLUSと同じくカードの交換が必要になる可能性が出てきている。