GUILTY GEARの用語集
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GUILTY GEARの用語集は、GUILTY GEARシリーズの用語を「作品用語」と「関連ゲーム用語」に分けて解説する。
また、説明上略称はP(パンチ)/K(キック)/S(スラッシュ)/HS(ハイスラッシュ)/D(ダスト)。
またその前につく数字は8(↑)/2(↓)/4(←)/6(→)と、テンキーの方向、つまり3ならば右下・7であれば左上のことをあらわす。
[編集] 作品用語
[編集] ギア
人類生態強化計画(GEAR計画)によって「あの男」と呼ばれる人物が作り出した生態兵器(?)。人間を含め、生物をGEAR細胞により変化させた物。本来外部からの制御が無くては行動できないが、ジャスティスは完全自立型GEARの第1号である。戦闘能力及び生命力は普通の人間を凌駕し、数百~数千年は生きられるとされる。
[編集] 「あの男」
声優:増谷康紀(「GGXX」ストーリーモード)
ギアを生み出した張本人。本名は不明。ソルの宿敵で、イノが仕える人物。ローブに身を包んでおり、顔は見えない。「少々長生き」な体質で贖罪的な口調で「ギアはギアを超え人は人を超えねばならない」という発言があり、なぜ彼がギアを製作したか不明だが、何か狙いがあるとされるディズィーに対して意味深な台詞を残すジャスティスの製作者。ドラマCDではイノ同様、往生際の悪さや自己弁解ばかりしている態度に苛立った購入者も少なくない。
[編集] 聖騎士団
ギアに対抗するために結成された対ギア組織。団長は中期にはクリフ、終期にはカイとなり、現在は解散した為に存在しないが元メンバーの多くは国際警察機構に所属している。GUILTY GEARでの大会は第二次聖騎士団員選考を名目として開かれた物である。
[編集] 神器
ソルの封炎剣(ふうえんけん)やカイの封雷剣(ふうらいけん)、闇慈の絶扇(ぜっせん)などの特殊な武器。他に「閃牙(せんが)」「益篤(えきとく)」「湖上白(こじょうはく)」が国際連合の所有物となっている。噂では、イノがメガロマニア時に出す羽が湖上白との見解もある。元はアウトレイジと呼ばれる対ギア用武器であったが、余りにも強力過ぎて人が扱えるものでは無かった為8つに分裂させた。尚、アウトレイジを開発したのはフレデリック(ソル)である。合体後の姿が宝島社から刊行された初代GGの攻略本に掲載されている。実用形態(白い棒状)と仮組物理形態と呼ばれる状態がある。
[編集] 聖戦
2074~2175年の長期に渡り、ギアと人類によって繰り広げられた戦争。ジャスティスがGEARを率いて日本列島と朝鮮半島の一部を消滅させたのを皮切りに、ジャスティスが封印されるまで続いた。聖戦は実は終戦管理局が仕組んでいたのではないかとされているが、それを知る者はいない。XXのドラマCDでは、「2180年に終結」とあり、矛盾が生じてしまった。XXのストーリーモード(ジャスティス)では、ソルがジャスティスに致命傷を与え、その後にカイが駆けつけ封印をした。となっている。
[編集] ジャパン
日本を指す。日本人はジャパニーズと呼称。人類に対し宣戦布告をしたジャスティスはこの国を壊滅させた。その為ジャパニーズは希少種となり、保護をされることとなったが一部のジャパニーズは保護を拒否している。一説によるとジャパニーズには特殊な力があるとされるが、真相は不明である。
[編集] アサシン組織
創設者はスレイヤー。本来この組織は少数精鋭で法で裁けない罪人を抹殺する為(裏の目的としては吸血鬼であるスレイヤーが食料となる血液を手に入れる為)に結成されたのだが、時が経つにつれ、その方針や組織の在り方が大きく変わっていった。
[編集] ツェップ
巨大飛行艇を国領とする軍事国家。魔法が理論化されてから多くの国が科学文明を放棄したのに対し、この国はそれを保持している。武道大会終了後、ガブリエル大統領(元教官)を初めとしたメンバーがクーデターを起こし平和的自治権を手にした。
[編集] 終戦管理局
聖戦を仕組んだと思われる組織。警察機構の上層部に入り込んでおり、ロボカイを主戦力にある計画の為に動く。
[編集] ジェリーフィッシュ快賊団
ジョニーをリーダーとする義賊的空賊集団。義賊故にか民間人の間では信頼が厚く、幾度となく警察機構と共に凶悪犯罪を解決した事もある。更にツェップとも繋がりがあり、単なる犯罪組織や空賊集団ではなく、終戦管理局が敵として重要視する程。メンバーがジョニー以外全員女性であるのは快賊団(ジョニー)の方針が多くの女性に共感を得て自然とそうなったからなのか、単にジョニーが女好きであるからなのかは不明である。
[編集] 禁術
魔法科学論の進歩に伴い法術を生み出すに当たって、凄まじい高等技術を簡単に得る法術も発見された。当時の学者達はそれらを「システムが未完成の為、術者に対するリスク(ウィルス性の被害発生や後遺症)が起こる確率が非常に高い」と言う理由からアフターリスクが発生するように設定し、封印した。それが「卑・泥獄墜法」、通称「禁術」である。
ザトー-ONEが使用したものが卑・泥獄墜法第5法「蝕精影陣」、アフターリスクは「視界の遮断」。ミリア=レイジが使用した(させられた?)ものが卑・泥獄墜法第6法「アングラ」、アフターリスクは現在不明。尚、全ての体系化された法術を「聖天貸法」と言い、全666種であるがそのうち6つ(禁術)を含まず、公式には660種とされている。
[編集] 関連ゲーム用語
[編集] カオスゲージ
GUILTY GEARにのみ登場。攻撃やガードによって溜まる。MAXの状態では覚醒技を使用できたり、一定距離以上ダッシュする事で体当たりが出来る。
[編集] レベルゲージ
初代ギルティギアから登場。チャージをすることでレベルを上げ、技の性能を上げることができる。GUILTY GEAR X以降一度廃止され、XX/(SLASH)で聖騎士団ソルのみに再び登場した。またアクセル・テスタメント・ジャスティスには、このレベルゲージが存在せず、「GGX」以降の作品で、レベル3クラスの仕様の技が現存しているキャラは、カイ(但し家庭用の隠し要素:GOLDモードは消えるまでHITするが通常&EXタイプは3HIT扱い)と梅喧(家庭用の隠し要素:EXモード限定)のみである。
[編集] テンションゲージ(TG)
GUILTY GEAR X以降に登場。覚醒必殺技等の使用の為に必要なゲージ。前進する、相手に攻撃を当てる、などの積極的な行動を取る事で蓄積される。逆に、後退する、ガードし続ける、などの消極的な戦い方を続けていると、テンションゲージの消失や気絶しやすくなる等のネガティヴペナルティが発生する。プレイヤー間の会話で「ゲージ」と言われれば一般的にこのテンションゲージを指すことが多い。
[編集] ガードバランスゲージ(GB)
体力ゲージの下にあるガードバランスゲージで表示されるステータス。相手の攻撃をガードすると増加し、攻撃を受けると減少する。
ゲージがマイナスだと受けるダメージが減少する。よって、コンボの後半ではガードバランスが減少することで(もちろん基底ダメージ補正の問題もあるが)相手に与えるダメージが減少してしまう事になる。ゲージがマイナス時は攻撃(コンボ)が途切れると即座に0に戻る。
逆に相手の攻撃をガードし続けるとゲージがプラス状態になり、ガードを崩された際のダメージが増加してしまう。ゲージがマイナスの場合とは違い、プラスの場合ではマイナスに転じるまで多くの時間がかかってしまうため、仮に相手の攻勢をしのいだとしても暫くの間は相手は平常時よりも大きなダメージを与えることができる。
これとは別に、プラス75%を超えるとゲージが点滅し、点滅が止むまでの間相手から受けた攻撃が全てカウンターヒット扱いになる(=のけぞりが大きくなる=平常時では繋がらないようなコンボも繋がってしまう)ペナルティがある。
[編集] 電力ゲージ・熱量ゲージ
#RELOAD以降登場するロボカイ及びロボカイⅡ専用の特殊なテンションゲージ。ゲージが溜まる条件が他キャラと大きく異なり、下D(イスカでは下+S+HS)を使ってゲージを上昇させる、直前ガード、ロボカイの特定の必殺技によってゲージが溜まる。また、必殺技を使用した場合にも若干ゲージを消費する事や、ゲージの残量によって必殺技の威力が変わる事等の違いがある。また温度計が併設されており、温度が上がり過ぎると自分がダメージを受ける(レバー前+HSで排熱する事やダッシュをする事により温度を下げる事が可能。なお、この時出る蒸気には攻撃判定があり温度が高いほど威力が上がる)。
[編集] バーストゲージ
体力ゲージの下にあるBURSTと書かれたゲージ。最初のラウンド開始時はフルに溜まっていて使用すると一定量減る。時間経過に応じて溜まり、キャラクターの残り体力が少ないほど、もしくはヒット数の多い・ダメージの大きいコンボを受けるほど、早く溜まる。これが全て溜まると再度サイクバーストが発動可能になる。テンションゲージや体力ゲージと違い、バーストゲージはラウンドが変わっても持ち越される。
また、GUILTY GEAR XX SLASHのEX版イノに限り、バーストゲージを全て消費することでメガロマニアを発動できる。
[編集] ガトリングコンビネーション(GC)
通常技を特定の順番でタイミングよく入力する事によって連続技として繋がる。ガトリングコンビネーションの組み合わせは各キャラクターによって異なる。通常時でも連続ヒットするルート、カウンターヒット限定時で連続ヒットするルート、いかなる場合でも連続ヒットしないルートの3パターン存在する。
ヴァンパイアシリーズで言うところのチェーンコンボシステムだが、GGシリーズは入力判定が厳しくない為繋ぎやすい。
[編集] 覚醒必殺技
いわゆる超必殺技。全作品で使用可能だが初代とそれ以外で条件が異なる。
初代ではライフが50%未満になるか、カオスゲージを100%消費することで使用可能。
X以降ではキャラクタ固有のコマンドを入力すると画面の暗転演出とともにゲージを50%消費して発動する。但し、ディズィーとジャスティスのガンマレイ、エディのイクゼキューターχ、及び聖騎士ソルのドラゴンインストール:殺界のみゲージを100%使用する。ガンマレイは画面の暗転が2回あり、それぞれで50%消費する。イクゼキューターχはゲージ50%でも発動可能で、発動後も50%残っている場合、その残りを消費して追撃する。ボタン押しっぱなしで後半の追撃をキャンセルすることも可能である。ドラゴンインストール:殺界は暗転1回で100%使用する。
[編集] 殺界
初代のみ登場。殺界発生技(P+K)を当てる、または特定の攻撃を直前ガードすることで発生する。発生中は背景が赤くなり、一撃必殺技を発動させることが出来る。
ちなみに殺界発生時の演出はXX SLASHで聖騎士団ソルのドラゴンインストール:殺界に受け継がれた。
[編集] 一撃必殺準備
一撃必殺技を使うための準備コマンド。攻撃ボタン4つを同時に押すことで使用可能。一撃必殺モード中はテンションゲージのかわりにタイマーが表示され、0になるとそれ以降は体力を消費する。一撃必殺技を使うかもう一度攻撃ボタンを4つ同時押しすることで解除出来る。GUILTY GEAR XおよびXXで使用可能(ディズィー、聖騎士団ソル(NORMAL)を除く)。
[編集] 一撃必殺技
文字通り相手を一撃で倒す技。ISUKA以外で使用可能だが、ディズィーとNORMAL版の聖騎士団ソルには存在しない。
GUILTY GEARでは殺界発生中に236+攻撃ボタンで発動し、ラウンド数に関わらず強制的に勝利できる。防御側は214+攻撃ボタンで回避可能
GUILTY GEAR X以降は、一撃必殺準備を行った後236236+HS(メイのみ4123641236+HS)のコマンドで使用し、ヒット時は残り体力に関係なくそのラウンドは勝利となる。しかし攻撃が防がれたり空振りに終わるとそのラウンドではテンションゲージは無くなりテンションゲージを使った行動が出来なくなる。
GGX、GGXX時代はキャラが総じて気絶しやすかった為カイ、メイ、ジャム等の発動が早い一撃必殺技を決められる事が多かった。#RELOAD以降気絶値が調整され日の目を浴びる事は少なくなった。だがSLASHでは、A.B.Aのスカモーション(諸刃・極諸刃モード終了時に生じる、長い強制硬直状態)の存在で、また伺える日が見えた。
[編集] ダストアタック(DA)
相手を上空に飛ばす技。全キャラクター共通で中段だがキャラによって発生の早さやリーチの長さが違う。全作品で使用可能。コマンドはS+HS同時押しだが、XX以降専用のDボタンを使用する。使用直後に↑入力していると、特殊な「ホーミングジャンプ」が発動し吹き飛んだ相手を追いかける事が出来る。また、きりもみ状態では専用の受身不能時間が設定されており、普段は入らないコンボを決める事も出来る。
基本的に発生が遅く見切られやすいと言われてるが先読みしないとガードしづらい。しゃがみガード不可なので足払いと混ぜて使うと効果を発揮する。ガードされたらほぼ五分の状態。
[編集] デッドアングルアタック(DAA)
テンションゲージを50%消費してガード中の硬直をキャンセルして反撃する。コマンドはガード中に前方向+攻撃ボタン2つ同時押し。発生は若干遅いものの無敵時間は長く、劣勢時における信頼できる切り返しの手段の1つである。デッドアングルアタックは相手にわずかなダメージを与えるものの、このダメージで勝利することはできない。その後の追撃は特殊な状況でなければ多くのキャラの場合不可能であり、仮に追撃できたとしてもデッドアングルアタックには基底ダメージ補正50%があるため、大きなダメージには繋がらない。システム上存在を忘れられがちである。
[編集] フォルトレスディフェンス(FD)
テンションゲージを消費することで、必殺技による体力の削りを無くし相手との距離を通常ガードよりも大きく離す。デメリットとしてはガード硬直が通常ガードよりも長くなることである。使用方法は初代ではガード方向にレバーを入れながら敬意(R1)ボタン。X系ではP+K同時押し。XX以降ではD以外の2ボタンで発動。相手の攻撃をガードするとさらにテンションゲージが消費される。また本来空中ガード出来ない技であっても空中でフォルトレスディフェンスをする事によって防ぐ事が出来る。GUILTY GEAR ISUKAでは中段、下段問わず投げ技以外は全て防ぐことができる仕様となっている。
GGXではFDを使った通常攻撃キャンセルテクニックがある(一応バグ扱いだが)。ゲージを少量消費するロマンキャンセルの様なものであり当作品ではテクニックの一種として見られるのがプレイヤー間の暗黙の了解となっていた。GGXX以降ボタン配列の変更によりFDキャンセルは出来なくなった。これとは別にダッシュ中にフォルトレスディフェンスを行うとダッシュの慣性がなくなり急停止する。上級者同士の戦いでは間合いの取り合いに頻繁に使われる。
[編集] サイクバースト(SB)
XX以降追加されたシステム。発動時に自キャラに触れた相手を吹き飛ばす事が出来る。体力ゲージの下にあるバーストゲージが満タンの時にD+攻撃ボタンで発動。覚醒必殺技・投げ技に対しては使えない。通常状態とやられ状態では性能が若干異なる。ダメージはまったくない。
通常のサイクバーストはゲージを2/3消費しキャラが金色に光り、発生から終了後も着地まで対打撃無敵が続く。相手にヒットするとテンションゲージがMAXになる。後述のやられ状態のサイクバーストよりも若干発生が早い。発生時の色から金色サイクとも呼ばれる。
一方、ダメージモーションやガード硬直中に相手に対する反撃として使うとゲージを全て消費しキャラが青く光る。この場合はヒットすればバーストゲージが1/3回復するが、攻撃判定が出た後は着地まで無防備である。こちらは青色サイクとも呼ばれる。
ISUKAでは攻撃ボタン4つ同時押しで発動。効果については基本的にXXと同じだが、ゲージは一律で全消費となった。2対1の1側に限り、ダメージ中に発動させたものでもヒットすればテンションゲージがMAXになる。
サイクバースト発動中は完全無敵ではなく対打撃無敵であり投げ技に対しては無防備なので注意が必要である。これを利用したバースト投げというテクニックが存在する。相手にサイクバーストを使わせる様なコンビネーションを組み、意図通りサイクバーストを使わせたところを狙って投げるものだ。上級者同士の戦いでは時折見受けられる。
初心者救済と言うことらしいが万能ではないので、「FRC同様、全然初心者救済じゃない」と批判の声も少なくない。
[編集] ロマンキャンセル(RC)
ギルティギアシリーズを象徴するシステム。テンションゲージを50%使用し、ロマンキャンセル対応技をヒットさせた時とガードされた時に攻撃ボタンを3つ同時に押すことで、キャラクターから赤い光が出てキャラクターはニュートラルな状態に戻る。主な用途は連続技の更なる発展、または技後のスキの大きな技のフォロー。上手に連続技に組み込めば、覚醒必殺技を使用するよりも大きなダメージを相手に与えることもできる。GUILTY GEAR Xから使用可能。デッドアングルアタックやダストアタックもロマンキャンセル可能。通称ロマキャン・RC等。
[編集] フォースロマンキャンセル(FRC)
GUILTY GEAR XXから新たに追加された、テンションゲージを25%使用し、フォースロマンキャンセル対応技をキャンセル出来るシステム。フォースロマンキャンセル対応技ごとに設定されたタイミングでロマンキャンセルと同じ動作を行うと、キャラクターが青い光を放ちニュートラルな状態に戻る。ロマンキャンセルとは異なり、技が当たらなくてもキャンセル可能である。主にスキの軽減や連続技の発展に用いられる。対人戦では対応した飛び道具をFRCすることで飛び道具を盾に安全に攻め込んだり、対応した移動攻撃技をFRCすることで移動部分だけを残し、相手にこちらの攻撃の選択肢を惑わせるといったように使われる。通称青キャン・FRC。ただ、受付時間が平均して2~3フレーム(1/30~1/20秒)しか存在せず、安定して出す為にはそれ相応の練習をしなければならない(家庭用の練習モードではFRCを行うタイミングで画面が光るよう設定することも可能である)。それ故、「初心者の事を全く考えていない」と言われる事も少なくない。
[編集] ダウン追い撃ち
2D対戦格闘ゲームでは珍しくダウンした相手にダメージを与えることが可能である。ただし威力は通常時の1/4であり、たいしたダメージは与えられない。ダウン中にサイクバーストを行うとたとえ相手を吹き飛ばすことに失敗して反撃を受けてもダウン追い撃ち扱いになり、失敗時のリスクを最小限に抑えられる。
[編集] 基底ダメージ補正
基底ダメージ○○%補正、と言う形で一部の技に設定されている。仮に補正50%だと、その技からコンボを開始した場合に、以降のコンボ中のダメージが全て50%になる。これは連続攻撃性が極めて強いこのゲームならではの措置。開始カウント10~20秒以内に終わる事も珍しく無い為、コンボの開始に有用である技によくついている。基底ダメージ補正は低い方が適用される。(たとえば基底ダメージ80%補正の技の後に基底ダメージ65%補正の技を繋げると基底ダメージ65%補正が適用されるが、基底ダメージ80%補正の技の後に基底ダメージ90%補正の技を繋げても基底ダメージ90%補正が適用されることはなく、基底ダメージ80%補正がそのまま適用される)
普通は基底ダメージ補正は100%未満でその後の合計ダメージを低下させるが、「紗夢」の「激・砕神掌」の一撃目と「聖騎士団ソル」の「ドラゴンインストール:殺界」の発生時の衝撃波は補正値が100%以上となっており、ここでロマンキャンセル・フォースロマンキャンセルをしてコンボを継続し、大ダメージを図るテクニックも存在する。
[編集] 直前ガード
名前の通り攻撃を食らう直前にガードする事。そうするとキャラクターが一瞬だけ白く光り、ガード後の硬直が普通にガードした時やフォルトレスディフェンスをした時よりも少なくなる。GUILTY GEAR Xから使用可能。なおGUILTY GEAR XX #RELOAD以降では直前ガードをした時にテンションゲージが少しだけ増える。直ガとも呼ばれる。
[編集] ジャンプ属性仕込み
本来空中に飛び上がる技はロマンキャンセルをしても空中ダッシュや二段ジャンプは出来ないが、以下の行動をするとそれが可能になる。それがジャンプ属性仕込みである。
1つ目は「ジャンプキャンセル可能な通常技→次の通常技→空中に飛び上がる技」と言う順でジャンプキャンセル可能な技を出した時に一瞬だけジャンプを入力してから次の通常技に繋ぎ、そして飛び上がる技をロマンキャンセルして二段ジャンプや空中ダッシュが出来ていれば成功。またハイジャンプから二段ジャンプをするやり方は「ジャンプキャンセル可能な通常技→次もジャンプキャンセル可能な通常技→ハイジャンプ」と言う順でジャンプキャンセル可能な技を出した時に一瞬だけジャンプを入力してから次の通常技に繋ぎ、そしてハイジャンプをして二段ジャンプが出来ていれば成功である。
2つ目はジャンプ準備動作をキャンセルして必殺技を出すと言うもの。
これを使ったテクニックやコンボも難易度の高いコンボでは多く存在する。なお、一部の必殺技はロマンキャンセル・フォースロマンキャンセルすることで自動的にこのジャンプ属性が付加される。
[編集] GGモード
家庭用のみのモード。特定の条件を果たすとゲームオプションで切り替え可能。GGモードを発動すると
- キャラクタのスピードが通常よりも上昇する
- ほとんどの通常技をジャンプキャンセルすることが可能
- 空中ダッシュの高度制限が無くなり、空中ダッシュ中に通常技を出しても減速しない
- ガード中に必殺技や覚醒必殺技で割り込みができる
- GUILTY GEAR XX #RELOADとSLASHのみ体力が少なくなるほどテンションゲージの上昇率が高くなる
といった具合になる。これによってGGモードでしかできない連続技ができるようになる。
[編集] GGXモード
XX系の家庭用のみのモード。特定の条件を果たすとゲームオプションで切り替え可能。GGXモードを選択すると
- ソルVSカイ、ザトーVSミリア、同キャラ戦のBGMがX、ロボカイのBGMが家庭用XXの物に変更される
- ダストアタックと足払いがDボタンだけでなく、S+HSでも使用可能
- フォルトレスディフェンスがP+Kでしか発動しない
- FDキャンセルが復活
[編集] Daredevil
このシリーズにおける「乱入した挑戦者」の事を言う。元の意味は「勇敢なる人」。乱入した際、見えづらいが、赤い背景に透明の文字でHERE COMES A DAREDEVILと表示されている。この時の音声を「夕飯はベジタブル」と聞き違えたことにより、乱入することを「ベジタブルする」という俗語が生まれた。
[編集] 関連項目
カテゴリ: 用語 | GUILTY GEAR