GCI
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GCI (Ground-controlled intercept) は、航空自衛隊の運用する地上要撃管制の略。各レーダーサイトにて監視される航跡情報を元に、バッジシステムと連動して要撃戦闘機パイロットなどに目標のコース及びスピード等戦術情報を提供する。防空識別圏 (ADIZ) に接近する国籍不明機に対し、航空無線機の121.5MHz及び243MHzの国際緊急周波数を使用して無線警告を行い、領空侵犯の恐れがある場合は、戦闘機をスクランブル発進させ、さらにパトリオットミサイルを有する各高射群に戦術情報を伝達する。専門の隊員が任務にあたり、この任に就くものは、要撃管制徽章を制服に装着する。近年業務の合理化により、レーダーサイトを遠隔操作できるようになった。通常業務として、自衛隊機のポジションレポート(位置通報)を当該機が所属する基地に中継する任務があり、昼夜を問わず活躍している。
- 初期設定周波数 276.3MHz
自機の位置を見失った民間機に対して、レーダーサービスを行なう場合もある。その際は、121.5MHzまたは、AIM-Jに記載されている各周波数を使用する。