An-218 (航空機)
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An-218とはウクライナのアントノフ設計局が1991年にパリ航空ショーで提案した大型双発ターボファンジェット旅客機である。計画案では350人の乗客を運ぶことができるとしており、複合材等を多用し機体重量の軽量化と寿命延長を図るとしている。また基本型の100型のほか、西側エンジンなどを搭載して航続距離を10,600Kmとする200型、胴体短縮化するかわりに航続距離を11,200Kmとする300型、逆に長胴化して400席クラスとして11,000Km~12,000Kmの航続距離を持つ400型のファミリー化も検討していた。エアバスA340ないしボーイング777に相当する大型旅客機になるはずであるが、当初1996年には初飛行したいとしていたが、計画が中断され実際に製作するまで至っていない。
[編集] 仕様(An-218-100)*計画案
- 乗員: 2
- 乗客: 350
- 全長: 59.79 m
- 全幅: 50.00 m
- 高さ: 15.70 m
- エンジン: ZMKBプロフレース D-18T1 ターボファン双発,
- 推進力* 255 kN
- 航続距離: 6,300 km
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