94式水際地雷敷設装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
94式水際地雷敷設装置(94しきすいさいじらいふせつそうち)は、陸上自衛隊の装備。方面隊直轄の施設群の水際障害中隊および施設教導隊に配備されている地雷敷設装置である。
目次 |
[編集] 概要
陸上自衛隊は敵の着上陸侵攻阻止を防衛ドクトリンの骨子の一つとしており、それに対応して、海岸線の水際に地雷原を迅速に構築できるために開発された。開発は防衛庁技術研究本部が1992年から行い、1994年に制式採用された。
敷設するものは水際地雷である。地雷との名称が付けられているもの、浅海に敷設することから、正確には対上陸用舟艇用の機雷である。車体が艇体構造をしており、陸上走行のみならず、水上航走も可能である。水上航走時は車体側面にフロートを降ろし、2基のプロペラを用いて6ノットで移動できる。
[編集] 諸元・性能
- 全長:11,800mm
- 全幅:2,800mm(陸上姿勢)、4,000mm(水上姿勢)
- 全高:3,500mm
- 重量:16,400kg(空車)
- 乗員:3名
- 最高速度:50km/h(陸上走行時)、11km/〔6kt〕(水中プロペラ推進時)
- 最大出力:239kW/2,800rpm
[編集] 製作
[編集] 関連項目
この「94式水際地雷敷設装置」は、武器・兵器に関連した書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。 |
カテゴリ: 陸上自衛隊 | 武器・兵器関連のスタブ