黒旗軍
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黒旗軍(こっきぐん)は19世紀末に清朝地方で成立した武装組織。黒地に7つの星をデザインした軍旗を用いていたことからこの名が付けられた。成立初期の主要な軍事行動は清朝統治に反対する武装闘争である。1867年には保勝(現在のベトナムラオカイ)で清軍を破り、活動後期には清仏戦争でベトナムに進出したフランス軍を破り、その指揮官である劉永福はベトナム国王より 三宣副提督の職に任じられている。清朝に凱旋した劉永福は黒旗軍の解散を命じられたが、日清戦争では再度黒旗軍が編成され、劉永福の指揮の下台湾に進駐するが、日本軍の攻撃を受け多くの戦死者を出し、黒旗軍は崩壊した。
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