鹿角市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|
鹿角市(かづのし)は、秋田県北部に位置する市。古くは「上津野」と表記していた。年間最高気温と年間最低気温の差が大きく、真夏日になる日もあれば、-20℃にまで冷え込む日もある。冬は寒さが厳しく、県内では早い段階で降雪・積雪・真冬日が観測される。平成の大合併前は県内最大の面積を誇っていたが、その平成の大合併により、由利本荘市や北秋田市、仙北市などに面積を追い抜かれてしまった。大湯環状列石は全国でも非常に著名な縄文遺跡の一つである。また、古墳も多く遺されている。平成の大合併の中、県内の市で唯一合併を行わなかった(その他 小坂町・東成瀬村など)。
目次 |
[編集] 市勢
- 人口36,761人(平成17年国勢調査速報値)
- 面積707.34平方キロメートル
- 人口密度51.97人
[編集] 市のシンボル
- 市の花はベニヤマザクラ。
- 市の木はナナカマド。
- 市の鳥は声良鶏(こえよしどり)。
[編集] 地理
市の中部にある花輪盆地に、花輪、十和田の市街地がある。南部は、八幡平や焼山がある山岳地帯となっている。北部は十和田湖付近の分水嶺までの丘陵地を市域とし、十和田湖自体は市域に含まれないが、旧十和田町の町名に見られるように、周辺の景勝地として市民に親しまれている。十和田湖と八幡平は、十和田湖八幡平国立公園に指定されている。
[編集] 歴史
鹿角一帯は戦国時代、鹿角四頭の支配下だったが、江戸時代は南部藩に属した。その後、松代藩、九戸県、八戸県などに編入されたが、1871年秋田県にようやく落ち着いた。
- 1972年(昭和47年)4月1日 - 鹿角郡花輪町、十和田町、尾去沢町、八幡平村が合併し、鹿角市誕生。
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 地域
[編集] 教育
鹿角市には、市立の中学校が5校、市立の小学校が12校(うち分校2校)、市立の幼稚園が3園あったが、秋田県内2例目の構造改革特区である幼保一体特区により平成17年4月に認可保育園の大里保育園と4園を統合をし1園となった。また、県立の高等学校が2校ある。
[編集] 高等学校
[編集] 中学校
[編集] 小学校
[編集] 幼稚園
- 鹿角市八幡平なかよしセンター(はちまんたい幼稚園)
- 花輪幼稚園
- 鹿角カトリック幼稚園
[編集] 保育園
- 花輪さくら保育園
- 尾去沢保育園
- 毛馬内保育園
- 合ノ野保育園
- 大湯保育園
- はちまんたい保育園
- 杉の下保育園
- わかば保育園
- わんぱくはうす
[編集] その他の学校
- 秋田県立比内養護学校鹿角分校
- 鹿角自動車学校
- 第二北部自動車学校
[編集] 交通
[編集] 鉄道路線
中心となる駅は鹿角花輪駅。
[編集] バス
[編集] 路線バス
[編集] 高速バス
- 鹿角花輪駅前発着
- 湯瀬(湯瀬PA)発着
- 花輪(花輪SA)発着
- あすなろ号 青森⇔盛岡
- とわだこ号 十和田湖⇔盛岡
- 十和田IC発着
- とわだこ号 十和田湖⇔盛岡
- 高速けまない発着
- みちのく号 大館・花輪⇔盛岡
- 仙台・大館号大館・花輪⇔仙台
- 大湯温泉発着
- とわだこ号 十和田湖⇔盛岡
[編集] 道路
[編集] 高速自動車国道
[編集] 一般国道
[編集] 県道
[編集] 主要地方道
- 秋田県道2号大館十和田湖線
- 秋田県道22号比内大葛鹿角線
- 岩手県道・秋田県道23号大更八幡平線(八幡平アスピーテライン)
- 秋田県道66号十二所花輪大湯線
[編集] 一般県道
- 秋田県道128号田代平大清水線
- 秋田県道191号根瀬尾去沢線
- 岩手県道・秋田県道195号田山花輪線
- 秋田県道313号雪沢十和田毛馬内線
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事・特産物
- 八幡平温泉郷(国民保養温泉地)
- 湯瀬温泉
- 大湯温泉
- マインランド尾去沢
- 大湯環状列石(縄文遺跡、国指定特別史跡)
- 茶釜の滝(日本の滝百選)
- 秋田蕗(発祥の地)
- きりたんぽ(発祥の地)
- 花輪スキー場(ALPAS)
- 十和田八幡平駅伝競走全国大会
- 大日堂舞楽(1月2日)国の重要無形民俗文化財
- 花輪ねぷた(8月7日~8日)七夕祭り
- 花輪ばやし、(8月19~20日)秋田県無形民俗文化財・日本三大ばやしの一つ
- 毛馬内の盆踊(8月21日~23日)国の重要無形民俗文化財
- 鹿角三姫 - 産業建設部観光商工課の観光アシスタント。
[編集] 出身有名人
[編集] 外部リンク
- 鹿角市ホームページ (鹿角市役所)
- 花輪ばやしホームページ
- かづのファンクラブ