鹿屋駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鹿屋駅(かのやえき)は、鹿児島県鹿屋市共栄町20番1号にあった日本国有鉄道(国鉄)大隅線の駅(廃駅)。鹿屋市の中心駅であったが、大隅線廃止に伴い1987年3月14日に廃止となった。
目次 |
[編集] 廃止時の構造
- 大隅線の中心駅であった。
- 志布志起点32.0Km。
- 島式ホーム1面2線の交換可能駅であった。
- 側線をたくさん持っていた。
- 直営駅であった。
- 大変立派な駅舎を持っていた。また、駅舎よりも線路の方が高い位置にあった点が特徴といえる。
- 駅北方で、線路がほぼ180°カーブしていた。
[編集] 歴史
- 1915年(大正4年)7月11日 南隅軽便鉄道(のちに大隅鉄道)の駅として高須駅(のちの大隅高須駅)~鹿屋駅間が開業。
- 1920年(大正9年)12月23日 高山駅(のちの大隅高山駅)まで延伸、中間駅となる。
- 1935年(昭和10年)6月1日 大隅鉄道が国有化される。
- 1987年(昭和62年)3月14日 大隅線廃止に伴い廃駅となる。
[編集] 隣の駅
[編集] 現状
- 跡地には鹿屋市役所が移転している。
- また、隣接して鹿屋市鉄道記念館が設置され、国鉄キハ20系気動車や駅名標などが保存されている。