鯉こく
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鯉こく(こいこく)とは全国各地に見られるが、東日本の本州内陸部で主に食べられる。池波正太郎氏の「鬼平犯科帳」シリーズにも登場するように、江戸の人間の好物でもあったらしい。
[編集] 概要
[編集] 作り方
- 鯉は鱗を取り、筒切りにする。
- 臭み取りのために、鯉をざるにおき、湯をかけ回す。
- 鍋に水、日本酒、味噌、砂糖を入れ煮立ったら鯉を入れる。
- もう一度煮立ったら弱火にし、灰汁を取り1時間程度煮込む。
- 椀に汁と切り身を盛りつけ、細ネギ、柚子をのせる。好みで粉山椒、七味唐辛子をふりかけてもおいしい。
- 〈ポイント〉
- 味噌は一般的に赤味噌を使用。
- 地域によっては鱗を取らず煮込む事も。
- 鯉の頭を一緒に煮込むと、だしが効いてより美味に。