高松宮記念特別競走
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高松宮記念特別競走(たかまつのみやきねんとくべつきょうそう)は競艇のGI競走(レース)であり、毎年10月ごろに開催されている。住之江競艇場では3月の周年記念GI「太閤賞」と年末のSG「賞金王決定戦競走」と並ぶ3大名物レースとされている。
[編集] 歴史
1971年(昭和46年)、大阪市住之江区の住之江競艇場(当時は住之江競走場)に高松宮宣仁親王が来場した際、開設記念レースに優勝した選手に高松宮宣仁親王から下賜(寄贈)された優勝トロフィーをもとに、1972年(昭和47年)から開催された。
1990年度から競艇の競走格付けにグレード制が導入された当初、本競走はGIIに格付けされていたが、1997年に格付けがGIへと変更された。
住之江競艇場で開催されるため、大阪府都市競艇組合(堺市・岸和田市・豊中市・東大阪市・池田市・吹田市・泉大津市・高槻市・貝塚市・守口市・枚方市・茨木市・八尾市・泉佐野市・富田林市・寝屋川市の16市で構成する一部事務組合)と箕面市とのいずれかが主催する。
[編集] エピソード
- 2004年に箕面市市営競艇施行50周年記念競走として実施された第32回大会の優勝戦は、4艇が返還となった。