長谷川恒男
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
長谷川恒男(はせがわ つねお、1947年12月8日 - 1991年10月10日)は、日本人の登山家。日本アルパインガイド協会専務理事を務めた。
天才的な技術をもった伝説的な登山家。
1973年の第2次RCCによるエベレスト登山隊の中での、サポート隊としての活躍と、誤解によるとされる隊への不信が、その後の山行に与えた大きな影響は、語り草とさえなっている。また、この事件は、同じく天才クライマーとして知られる加藤保男との対比という視点でも見られるきっかけとなった。
ヨーロッパアルプスの3大北壁(グランド・ジョラス、アイガー、マッターホルン)の冬期単独初登攀に成功した(1979年)。
1981年、南アメリカ最高峰アコンカグア南壁の冬季単独初登攀に成功。
1991年、ウルタル2峰で雪崩に巻き込まれ遭難死。
[編集] 著書
- 『岩壁よおはよう』, 中公文庫
- 『北壁に舞う』,集英社文庫
- 『北壁からのメッセージ』,中公文庫
- 『山に向かいて』,福武文庫
- 『生きぬくことは冒険だよ』,集英社文庫
カテゴリ: 日本の登山家 | 1947年生 | 1991年没 | 人名関連のスタブ項目